【今日の我他彼此】
金曜日後場寄り直後、筆者は建玉すべてを処分した。後場引けにかけて売られっぱなしになるのではないか、との不安がよぎったからである。結果的には正しかった。その日エントリーした買い玉を含め、3銘柄すべて目標利益に達することなく、1銘柄は微損であった。が、引けまで持っていれば損失がどっとかさんでいた銘柄もあった。とにかくフラットにして来週に備えたっかったのは、その日のイヤな予感だけでなく、来週以降の日経平均自体がどうなるかわからなかったからでもある。筆者の見立てでは来週は軟調であることは確率的に高い(金曜日の陰線がそれを物語る)。問題は再来週からである。
前回11/3の記事で、日経はB波であり、その内部波動である日足は5波動目。その5波動目が終われば、月足C波の下落が始まると述べた。日足チャートを見てみよう。
5波天井をつけ、調整を経て今季高値23,608円を11/26につけた。これは前回高値23,591円より高いが、ひげ部分のみであり、実体は上回っていないことから、筆者はB波の高値ではないかと推測している。
となれば後は落ちるのみと言いたいが、そう簡単ではない。「保ち合い」という厄介な期間が存在するかもしれないからだ。
次にマザーズはどうか。前回記事では「マザーズは前途洋々」と書いたが、11/15から上がりっぱなし。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いである。
が、月足を見る限り上昇5波に入ったとするのは早計であろう。
下の週足チャートで、チャネルラインを引いておいた。しっかり上抜けてくればいい。(日経が頼りないので、今週は上抜けるだろう)。もし反落なら、押し目と見てよい、かな。
【結論】
日経はモチモチ、マザーズは上昇傾向と八卦する。
【12月の戦略】
以上を踏まえて筆者の今月の作戦をいくつか考えた。
<1>個別銘柄は4:1でカラ売り優先
<2>225MINI先物は、デイトレはまだしも、スイングはSのみ。
<3>先物の代用として、Wインバースをコツコツ買い集める。
<4>マザーズ先物のスイングLもいいかもしれない。
さてどうなりますか・・・