今週前半は強気の押し目買い、後半はちょっと注意。
ようやく暴落に歯止めがかかった今週である。今月は個別銘柄の短期トレードではプラス計上も、先物は200円ちょい幅負けている。あと2日間で何とか取り返したい。ボラが大きいのでビビリの損切が多かった。もっとどっしりと構えたいものだ。
【日足】
6月物もようやくエリオット波動調整第4波に移行してくれたようで、ひと安心である。二番底懸念はあるものの、下落が止まらぬ恐怖と戦う日々の先週までとは市場ムードが段違いである。
そうなれば気になるのはやはり戻りメドで、それに関しては先週記事と同じで「第3波の高値23795円から仮の安値15860円迄のフィボナッチ23.6%戻しが17735円、38.2%戻しは18890円、もっと欲をかけば50%戻し19825円もV字回復してくれるなら無理な数字ではない」をそのまま踏襲したい。
今は上記38.2%戻し18890円(赤線3本目)をめぐっての攻防戦である。
【2時間足】
図のように2時間足はおおむね19300円から18300円の範囲内でのレンジ相場である。これは日足チャートからでも想像できることで、今後どちらに放たれるか非常に興味深いシーンである。悲観派は二番底探りに余念がないであろうし、楽観派はもっと上のラインを見たくてしようがない。(因みに筆者はやや楽観派の方である)
しかし、このレンジが今週いっぱい続くというパターンも当然あるわけで、上下に値を拡大しても、結局落ち着く先は38.2%ラインかーいで、ロスカットの嵐が続出するかもしれない。まあ、その辺はしょうがないかな。
以上のことを踏まえていよいよエントリーを考えたい。
【エントリー戦略】
結論を急ぐ前に30分足チャートをご覧いただこう。オレンジ色のチャネルラインと、緑線は200本移動平均線である。30分✖200本=およそ日足換算で5日線と思っていただきたい。
この200本線と聞いて、まず浮かぶのはグランビルの法則ではないだろうか。そしてカンのいい方ならすぐわかったであろう。筆者はこの法則の買いの②番を狙っていることを。買いの②番とは、「価格が上向きの移動平均線を下回っても、再度上回ってくれば買い」という法則である。つまり初動の押し目狙いのことである。
幸いなことに、金曜日ナイトは下落した。シカゴ清算値は18560円である。3月30日の月曜日、朝に売り方が猛然とショートしてきたなら、徹底抗戦しよう。もちろんしっかりと下落後にである。保合い安値処である18200円前後まで落ちてくれば、買いボタンに指を載せてもいいかもしれない。
あるいは、コロナ関連の新ニュースが寄り前に流れて、大幅にGDしてしまうかもしれない。その場合は18000円処までの下落も考えられるだろう。それを表したのがチャネルラインの下辺である。そしてそこの位置位なら、上向きの200本移動平均線まで戻って、更に上抜くまでのエネルギーはそんなに必要ではない。すなわち買いの②番の法則が有効となるわけである。買いの場合はあまりにもお馬鹿さんと笑われることはないのだ。
この玉ならスイングも可能かもしれない。すなわちレンジ上限の19300円までのホールドも考えられる。なんせ初動の押し目で買った玉なのである。数百円で手放すのは惜しいではないか?
しかし今週の押せ押せムードは木曜日日中までと考えておいたほうがいい。それまでにレンジ突破できない、あるいは200本線付近をウロウロしているようなら、あきらめて薄利でもいったん利確をするのがいいと思う。金曜日からはまた新しい相場が始まるからである。もう少し時間がかかれば21000円処が戻りメドだとは思うが、それは単なる想像である。将来が見えない今はきっぱりと別れて、金曜日からまた新たな相場と付き合うべきである。
以上、天井騒ぎの【今日の我田引水】でした。ご清聴ありがとうございました。
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