でも、悲しい性かな、こんなご時世でも買い銘柄を探してしまう。今日も頑張ろう。
タカラバイオ株は、金曜日にデイトレをやった。10時台前半に2206円で買い参入。が、2262円の高値の危険さを察知できず、急落の中、成行決済したら、結局1円しか儲けられんかった。筆者にしたら大きな魚を逃したことになる。そして、今日はそのリベンジ戦である。
まず日足を見ると、なかなかの危なかしさである。大出来高の上ヒゲ陰線は、25日線止まり。200日線は下向きでなんとも心細い。
よく見ると、高値は斜めの抵抗線に抑えられ、マド埋め完了からの下落だ。11時過ぎにまとまった売りが出たが、そいつは相当の手練れだ。なんと羨ましいことよ。
なので、こういう銘柄をデイトレとはいえ買い対象とするには少々の不安があることは確かだ。長期足の方向に賭ける方が安全には違いないが、30分足を見るとついつい手を出してしまいたくなる形状をしているのだ。
その問題の30分足を見てみよう。
な、いいラインしてるだろう。こんなキレイなラインを引かされたら、どんな男もイチコロだ。特にエリオット理論信奉者は。
ともかく株価は上昇3波が終了し、調整4波に移行したのが読み取れるだろう。金曜日後場からの急落はこの調整波のなせる技である。
この4波の調整波はどこまで下げるのだろうか。その調整の安値をできるだけ拾いたいというのが、筆者の願いである。掘り下げよう。
3波の高安値のフィボナッチ比率61.8%押しは2026円となっている。そして1波頂点は2027円。ここだ!一気に視界が広がった。そして、もっと言えば、こんなご時世である。感極まっての投げが出れば、「1波と4波は重ならない」という重要ルールは緩くなり、ヒゲならOKになる。なので2020円前後なら買い参戦しよう。
更に付け加えるなら、2波調整が短期単純系の値動きだったので、この4波調整波は長期複雑系となる。なのでなかなか5波上昇とはならないかもしれない。のんびり構えることになるだろう。1泊する心算も必要かもしれない。
3波の高値を上抜くとも限らないので、利確は2200円前後までと思っておいた方が無難だ。手堅く2150円でもいい。ともかく日足に不安がある以上、なんぼテーマ株でも長居は無用だ。明確に2027円を30分足で割ったら決行するロスカットも、2020円台で買えたのなら損害は小さくて済む。
と、皮算用だけは相変わらず上手だ。やはり今日も、線を引き引き損をするのだろうか。
以上、天井騒ぎの【今日の羊頭狗肉】でした。ご清聴ありがとうございました。
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