日経225MINI先物、来週(9/7~)の展望とトレード戦略

土曜日, 9月 05, 2020

日経225MINI先物

t f B! P L

 今週は上にいったり、下にいったりと、値幅はそうでもないが結構な上下運動であったと思われる。筆者がトレードの指針としている指標等は当たっているようで当たってはおらず、かといって全くの見当違いともいえず、おかげで成績の方は結構なロスカットをさせられてもいた。ま、しょうがないか。ただ、エントリーのコツはつかめていたので、トータルはプラスで終えた。来週もがんばろう。さっそく分析に移る。

【日足】

先週記事ではエリオット波動の上昇5波が崩れて修正波に移行したのかも、などという不埒な意見を述べた。が、今週の新高値更新を見る限りまだまだ上昇トレンドは崩れてはおらず、ときおりアメリカの急落にびっくりさせられての連れ安がある程度で、日経先物はやはり上目線で当分の間は稼げるはずだと確信している。

チャートに書き入れたグリーンの三角レンジを上抜けた結果としての5波の波動であるのだから、素直に信じるべきであったと反省している。ただ、3月終盤からの第3波のように一直線の上昇とはいかないようで、天井まではクネクネとけっこう寄り道しながらの道のりとなることは覚悟しておいた方がいい。

なので、筆者の戦略は押し目買いである。上手なデイトレーダーなら、そのクネクネを上下ともしっかりと獲ることができるだろうが、筆者はそれほど上手ではないため「買い」に絞ろうと思っている。もちろん木曜日日中のように何らかのサインがあればショートエントリーも敢行するが・・・

【4時間足】

上で言う何らかのサインとは、オレンジ色の逆側トレンド線のことで、ナイト終値でちょうど3点目まで上昇してきていたのが、木曜日朝ギャップアップして寄り付いたのであった。といっても気弱の筆者であるから、このGUを敢然と売ることもできず、また先週記事にあるように、23220円を超えたら「買い!」も実践できずにただただ腕をこまねいて見ていただけだったのだが・・・
が、それはいい。これからの話をしよう。

赤線2本は22555円から22615円の上昇をフィボナッチ比率で表したもので、上が38.2%押し、下が61.8%押しラインである。直近8本のローソク足はまさしくこの範囲(23210円~22960円)の上げ下げで終始している様が読み取れるだろう。月曜日はアメリカさんがレイバーデーとかでお休みなので、あまり大きな変動は考えられないとすれば、この範囲の少し外側での逆張り戦略がいいだろう。

しかし相場はわからない。月曜日に仕掛けてくるかもしれない。その場合は紫線2本を意識しようと思う。それぞれ23.6%押し(23365円)、76.4%押し(22805円)のラインである。筆者は先に言ったように上目線であるから、23365円を超えたら完全B転換としてロングを決行する予定だ。15分足くらいで十分だろう。オレンジ色の斜線3本はフィボナッチファンだが、2本目にしっかりサポートされて上昇していることを確認すれば、急落を交えていずれは新高値を目指すことになるのは明白である。

しかし相場はわからない。当然ロスカットは考えておかなくてはならないだろう。下の紫線22805円を割れたら完全S転換。特に先週言及した緑色の太線を割れるようなら、買い玉はすべて処分してショート一色になる。しかしそんなことは米ダウやナスダックが下げトレンドにならない限り考える必要もないだろう。

【月曜日は?】

おとなしい動きを好む筆者にとっては、まずは23100円以下に落ちてくれることを望む。そうじゃないと買い玉を仕込むことができないからである。22960円以下はもう無いかもしれないからだが、そう書いたその瞬間に思い出した。今週はSQ週じゃん。波乱があってもおかしゅうないやん。となると2段仕込みか?23100円以下と22900円以下。う~ん、むつかしい。


以上、天井騒ぎの【今日の幻術】でした。ご清聴ありがとうございました。


まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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