エッ、ヘン。筆者が本気を出せばこんなものさね。前回記事の通り、今週にも29000円に到達すると言ったでしょ。また28000円は絶対買い!とも言い添えておいた。あとは信じるか信じないかだけ。
(いやー、恐れ入りやした。まこと見事な予想でござんしたね。さすがは天井騒ぎ先生だ。さぞかし、お儲けになったんでしょうな。で、いかほど?)
オッ、ホン。それが私、全くトレードしておりません。
(チャンチャン)。
祝日明けに買い切れなかったことから、その後の急騰についていけず、「押し目はまだか!」とばかり気にして玉を建てられずじまいだったのである。金曜日のショートもできない。かっこいい言葉でいうと、いまだセルフアイデンティティが確立されていないのである。来週は頑張るぞ!っと。
さっそく分析に取りかかろう。
【日足】
ローソク足が4本増えただけで、ライン等は前回記事と変わらないチャート。エリオット波動の上昇⑤-5波が進行中に変わりはない。だが、もっとよく目をあけて見てほしい。26155円から始まった⑤-5波の動きを。何が見えるかって?
調整を挟んだ2回の上昇の後に2回目の調整波動が今まさに進行しているってことだ。そう、上昇はこの調整が終わった後にもう1度ある。そしてそれ、⑤-5-5波ともいうべき波動は、前回言及した緑のチャネルライン上辺に到達するまで続くということだ。
今週を経過して、筆者の口からでまかせ気味に出た『新春早々3万円到達説』はますます現実味を帯びたものになってきたのではないだろうか。もう後戻りはできはしない。
では、下位足で戦略を練ってみよう。
【4時間足】
見ればこの4時間足はエリオット波動の上昇4波を形成しているようである。ならば、3波(26925円→28965円)の値幅に対してフィボナッチ・リトレイスメントを使ってみよう。ちょっと見にくいだろうが、38.2%押しのライン(28185円)を割って半反発したようである。そこはちょうど前のモミモミゾーン(黄色帯28200~28070円位)がうまく機能したともいえる。いずれにしてもこの反発の陽線は買い方にとって心強く映っているにちがいない。
が、これでもう調整が終わったというのは早計だ。まずこの第4波はオルナータティブの法則により、第2波の直線的な下落波動とは異なり、長期複雑系の調整波動になる、このことである。簡単に言えば時間を要すということだ。ひと筋縄ではいかないということでもある。
さらに腰から下位足をなぞろう。
【30分足】
このチャートにもフィボナッチ・リトレイスメントを引いた。そしてその50%押しライン(28540円)に緑色実線を引いてみた。エリオット波動の大原則のひとつ、1波と4波は重ならないという原則から考えても、この30分足での4波の範囲は28540円~28135円となるだろう。
そしてこの第4波も長期・複雑系になるだろうから、もう一度28100円台を試したり、28500円を勢いよく超えたりして、なんとか気を引こうとやっきになってくるはずだ。そして、買い玉が増えた頃を見計らって、第5波の下落を引き起こす。それの終点が底になるというわけである。
その底はおそらく、4時間足で見た黄色のモミモミゾーンを割れた処にあるかもしれない。28000円をほんの少し割った処かもしれない。たぶんそこら辺だろう。それ以上の下落は誰も望んではいないからである。
【戦略】
以上のことから、月曜日、あるいは火曜日辺りまでは相場は軟調だ。売りの好きな人は28500円前後でショートすればいいだろう。デイトレとしてはその方が効率的だ。しかし、筆者は一貫して買い一辺倒で臨みたい。週前半は28200円前後を買って28400円台で利確する作戦。後半は下落5波に備えて様子見。そして底らしきものが見えたなら28000円前後での買い建玉を今度こそである。
そんな玉を捕まえれれば、天国には目を閉じてでも行ける。変になっちゃっていいし、声を出したっていい。そこがどこかわかるからね。
【おことわり】
今年から、日々の記事「きのうの反省と今日の挑戦」内に個別銘柄に対するコメント同様、MINI先物についても言及するようにしている。その日の売買ポイントや相場観など簡単ではあるが、トレードのためになるコメントを記事にしているので、興味ある方は覗いてやってくだされ。
以上、天井騒ぎの【今日のたばかり】でした。ご清聴ありがとうございました。
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