大敗。
前週記事内「でも、そろそろやねんけどな」の言葉は、逆の意味で正解であった。おかげで、買えども買えども切らされる展開が続き、今週のトレードは惨憺たる結果である。しかし、お財布の中はたっぷり万札が・・・。このわけは、翌日のブログにも書いた通りで、1/28日中のトレードにおいて、筆者が12月に仕込み、時々はその顔を見てはひとり悦に入っておった26000半ばの買い玉を、恐怖心からバッサリ投げうってしまったことによる。本当は30000円近くまで大事に育てたかったのに、なのである。大事な赤子を失ったという意味でも、大敗の1週間と言える。
しかし、である。
同志たちよ、夜明けは近い!いざ、立ち上がろう!
なのである。もう底は見えたのだ。
【日足】
もっとも、チャートが示唆する株価の行方は暗い。グリーン色のチャネルラインは下抜けし、上のラインにも届かずに、下落した。「もう、5波は終わったのでは?」そんな声が周囲を圧倒する、金曜日の値動きであった。だが、筆者はあくまで、エリオット波動論信者である。その理論からはまだ、⑤-5波は終わっておらず、終わったのは⑤-5-3波であって、現在は⑤-5-4波の波動が進行中と見ている。というのは、エリオット波動論の厳格ルールのひとつ、「1波と4波は重ならない」というルールがまだ破られていないと思っているからだ。詳しくは次の【4時間足】で分析するが、金曜日の最安値27570円は、⑤-5-1波の頂点27685円(12/30)を確かに下回ってはいる。しかし実体ベースではその前日の27565円が頂点と言えるので、辛くも守ったと言えるのではないだろうか。(こんなご時世だ。それくらいは大目に見てくれ!)
今度は、その⑤-5波を下位足で詳しく見てみよう。
【4時間足】
しかし、筆者にはもうこれで終わり?という考えが根強い。ひとつひとつ説明しよう。
1波と4波は重ならないというルールがまずひとつ(日足よりも深く刺さってはいるが上位足を優先したい)。
次は3波頂点からの値動きだ。目先天井である28965円から28035円までの下落幅が880円である。ここから28835円まで反発したのであるが、ここからABC調整なら28835-880で、27955円となり、これはすでに超過している。ABC調整では収まらなかったということだ。
では、先の下落幅の1.618倍はというと、28835円-880×1.618≒27410。
つまりこの3波頂点からの下落が4波での調整のとどまらず、新しい下落トレンドであるという条件は、価格が27410円以下にまで下落した時なのである(グリーン色ライン)。まだ大丈夫だ。
最後は比フィボナッチ率。4波は3波の調整であるから、3波の押し目ということになる。(当然2波底、つまり3波の始点を下割っては理論崩壊だ。)まあ、26925円~28965円の61.8%押しが27705円、76.4%押しが27405円でとなっているので、69%押しで収まっていることになる。結構な深押しだとは言えるが・・・
以上3つの理由を重ね合わせた結果が、金曜日の27570円が今回の下落の底になるのではないかとう言うことだ。
従って、逆側から言えば、売り方はその腕力に物をいわせ、嫌がる買い方の27400円を無理やりこじ開け、先っぽばかりか奥深くまで差し入れした挙句、大量の買戻しを狙っているという構図が見えてくる。か弱い買い方は抵抗むなしく、よよと泣き崩れるというわけである。
【戦略】
では、どこで買えばいいのだろうか。当然、28400円位までは売り方の蹂躙をゆるしてやってもいいが、筆者はいやだ。【日足】で言ったように、少しだが例のルールをお許し願った。もう1回、などと悠長なことは言っておられない。たぶん月曜日にも再度28570円を試す動きを見せてくるだろうが、その時に買う。そしてそのまま上がったなら、当分は保ち合いかも、ということで、5日線くらいまでで決済する作戦がいいかも。
でも、買ったあとすぐ28570円を切ったなら、ロスカットは言うまでもない。そして屈強な売り方に自らからだを摺り寄せて、媚を売りことになろう。ただし、懐には短刀を忍ばせてはいるがね。
以上、天井騒ぎの【今日の奸計】でした。ご清聴ありがとうございました。
※この後、NHKで百恵ちゃんのラストコンサートの完全版が放映される。映像では見たことないので楽しみだ。
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