エリオット波動論によれば、調整は終了した。来週は保ち合いから上方向を見るべし。
今週のトレードは筆者の悪い面が出たようで、実現利益こそ大きな勝ち越しを達成しているが、中身はひと様にお見せするほどの秀逸なものではない。自分の相場観に固執しすぎたせいだろう、大きな含み益をまるまる逃しているし、最後は29550円の買い玉を残し、含み損が出ている状態である。まだ日本株が大きな下げトレンドになっていないから、太平楽で過ごせられるが、今のうちにこの悪性を克服しないと、いずれ財産を失うことになるだろう。金曜日の暴落は、自分自身の今後を占う意味でもよい結果となったことを願うばかりである。
来週もそんな悪癖を修正しつつ、トレードに精を出そうと思っている。分析に移る。
【日足】
作業を割愛する形で分析を怠っていた日足チャートをもう一度じっくり研究してみた。日本株はその成長をいったん止め、下落トレンドに入ろうとしているのではないか?そんな不安が昨夜から筆者の頭を覆いつくそうとしていたからだ。しかし、天井はまだ先だ。エネルギーは発散されつくしていない。波動的にも30710円などという中途半端な数字では終わらないはずなのだ。そんな楽観と悲観が交互に入り乱れ、筆者の心を千々に乱れさせた。ああ、あの人は私のことをどう思っているのだろうか?
そこで今回はわかりやすいようにラインの色を変えて作り直した。
結果、やはり金曜日の安値28970円は当面の底に違いないと結論付けることになった。ここからもう一丁、上昇波動が展開されるだろうという確信を持つことができた。エリオット波動はやはり優秀なのである。
7月末の21495円から始まった第5波は延長に次ぐ延長で、図のグリーン色ラインで表されている如く、現在値は⑤-5-4波である(この部分修正アリ。先週までは⑤-5-5波と読んでいた)。
そして注目していただきたいのが、赤色の点線だ。⑤-5-1波頂点、28965円の位置である。もうおわかりだろう、金曜日の阿鼻叫喚の末に刻んだ安値28970円の意味が。そう、エリオット波動論の大原則のひとつ『1波と4波は重ならない』、つまり、4波の安値は1波の頂点を下回ることはないということで、実際にその後、大引けまでの15分で200円以上、ナイト高値までは500円以上値を戻しているのである。
来週月曜日以降もなんとか売り崩してやろうと、売り方からの執拗な攻めは続くだろうが、このラインを割らない限り、今度こそ⑤-5-5波としてりっぱに成長してくれるものと確信している。(割ったらどうするって?そりゃ全玉投げ出すまでよ)
しかしながら、これだけの大陰線を引いた後であるから、明日から一気に上昇!というわけには行かないだろう。そこら辺の細かい呼吸はやはり4時間足でなくっちゃね。
【4時間足】
よくわからない修正波動が7本続いていることが、いかにも4波らしいではないか。そしてこの複雑怪奇な波動はあと何本続くのかという見込みも立てらんない。30分足チャートを見れば、三角保ち合いラインがだれでも見てとれるが、この下辺を下抜けたとしてもビビッてはいけない。つまり29100円になっても、また29000円台になろうとも、ロスカットはしても買い戻す準備だけはしておこう。
絶対叶わぬ夢などないんだ、やっぱそうだきっともっと必ず手に入れる、という気概で乗り越えようではないか。
これが夢見がちな筆者の乙女の祈りである。
以上、天井騒ぎの【今日の蒙昧】でした。ご清聴ありがとうございました。
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