フィボナッチファンの使い方がだんだんわかってきた。
GWの間は、先物の暴落を心配するほどのことはなく、明けた木曜日から先物だけは上昇した。筆者といえば4月の大不調を吹っ飛ばすべくGW明けを楽しみにしていたが、ここはいったん落ち着くことにして木曜日は様子見に徹した。そして金曜日に臨んだが、休みボケのせいであろうか、いつものことであろうか、1日中無駄に過ごしてしまったのは、我ながらいただけない。ここは、来週からは本腰を入れて、といつもの調子のいい宣言だけでもしておこう。
では分析に移る。
【日足】
A、B、C、と徐々に切り下がっている高値から、それぞれフィボナッチファンを引いてみた。終点は三つとも直近の安値28405円である。あ~ら、あらあら。
木曜日のしっかりした陽線はCからのファンライン61.8%を上抜き。そして金曜日は弱々しいながら、Bからのファンライン61.8%を上抜いている。
この事実だけでも、時間足ベースでは陽転であり、デイトレなどでは買っていってOKなのだが、完全Bトレンド誕生!と宣言するには、もう1本、そうAからの同ライン(紫色)を上抜いてこなければならない。29600円前後だろうか。ここを完全突破で、日足ベースでの上昇トレンドが完成するというわけだ。
【4時間足】
4本の青色線は、フィボナッチ4本値ラインである。地獄の2丁目である28120円から急ピッチでC点まではいあがってきた波動の76.4%、61.8%、38.2%、23.6%レベルだ。これを見ると、直近の値動きがいかにこの波に支配されているかが実感できるであろう。
しかし木曜日、遂にその支配からの卒業を宣言する陽線が出現した。その陽線は下の薄青色の枠で囲んだネックゾーンを明確に上抜けた。
もうこれは新しい波動、第1波の誕生だ、と筆者は確信した。
(このネックゾーンを大地とみなしてみるがいい。この太陽の子は大地にしっかり根をはり、大地からにょっきりとその太い幹を伸ばしているように見えるだろう。連休前にも突破しているがその弱々しさとは較べものにならないはずだ)
もう⑤-5-4波なんてどうでもいい。複雑な調整波なんて覚える必要もない。まずは上側の薄青色のネックゾーンまで伸びていくのが目標となったのである。
しかし、この太陽の子が太陽の子であるためには、乗り越えなければならないラインが多数あることも事実だ。君が君であるために勝ち続けなくてはならないというわけだ。
まずは目の前の敵、29455円(61.8%%戻し)の完全突破。
次は【日足】で見たフィボナッチファンの29600円前後。
そして76.4%戻しレベルの29770円だ。
これらを順々に突破していった君の目には、例のラスボスの神々しい姿が映るはずだ。
29925円。
再度【日足】チャートを見てみよう。赤い色した水平線のことだ。過去3度、君の先人たちが乗り越えたと思った翌日にすぐ、大陰線の反逆を喰らった憎っくき敵なのである。もう同じ蹉跌を味わうことのないように祈っておこう。
そしてこれは聖戦だ。このラスボスを乗り越えた時こそ、本当の神の子として皆から迎えられるであろう。
【戦略】
2本のオレンジ色のラインは「くさび形」に右上がりに伸びている。これは、第1波によく見かけられるリーディング・ダイアゴナルトライアングルで、ライン間を何度か上下しながら、最後にグッと噴火する波動である。
筆者がいつもの絵空事を絵にしておいた。このピンク色のように来週は動くと勝手に妄想した。
なので、来週からはこの動きを想定してのエントリーとなる。実際の価格などはまた月曜日からの朝ブログで書いていく予定だ。マド明けで始まりそうな予感はあるが・・・。
以上、天井騒ぎの【今日の寓話】でした。ご清聴ありがとうございました。
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