エリオット波動第1波の頂点を見誤ったことから、筆者の目の前に突然姿をあらわしたBS転換ライン(レジサポライン、下記URL参照)。きっかけはともかく、この瓢箪から駒的ラインは今週もその威力を見せつけ、筆者の買い目線を大いに勇気づけてくれた。
三尊天井を防げるか【日経225MINI先物、来週(2/7~)の展望とトレード戦略】
【4時間足】
しかし、こうも何度も攻められると鉄壁を誇った壁も徐々に薄くなって、そのうち破られる時がやってくるのではないかと不安でもある。1/27の大陰線のように、売り方の総攻撃がふたたび開始されたら、さすがにキツイのではなかろうか。
その不安は、エリオット波動論に従えばいよいよ現実のものとなってくるのである。
図のように、現況は第2波の調整波動であるとカウントしている。この2波動目の底値を探ることから始めよう。なぜって、前回安値26695円を下回ってはじめて2波動目終了が見えてくるからである。下回らずに、そのまま3波上昇になることはまずない。
よって、ジグザグ修正とするのならば、AB=CDのN値なら26380円、ABの1.272倍までオーバーシュートすれば26065円。ここまで売り方は「この機に乗じて」攻めてくるだろう、と想像している。26065円などはもう全戻しの範疇であるが、あいつらならやりかねない。
さらに、フィボナッチリトレースメントを使えば、第1波の61.8%押し=26725円は達成済みであるが、その下76.4%押し=26460円、85.4%押し=26290円までも考慮して上記のジグザグ計算と合わせれば、26000円台前半が急所だということが見えてくる。
おそらく1/27のように大陰線でもって、買い方の精神的支柱ともいうべき26800円の壁は打ち破られる。それは第1波の出発点26025円にかなり肉薄する。
しかしながら、それは2番底である。ロマンを信じる者にとっては、絶好の買いポイントである。勇気をもって、買ってみようではないか。
【戦略】
当然、下落待ちである。が、露米とも情報戦を繰り広げているように、NEWSによっては急上昇もありうる。その場合でも冷静に戻り売りを仕掛けるだけだ。とにかく26025円に近ずく下落がない限り、上がっては売られるからだ。
【不安点】
2つある日中マドが埋まらない。筆者は常々、「マドは必ず埋まる。埋まらないのは3波の時だけである」と言ってきた。先日できたマドはともかく、1/18と1/19の間に生じたマドが、これほど長期間埋まらないとすれば、もしや下げの3波動目に入っているのではと勘ぐりたくもなるだろう。
であれば、26025円も危ない。筆者が祈るのはこの点だけである。トレーダーなのでその時の処方箋は用意してあるが、できればもうそろそろ上昇の3波になってほしい。
以上、天井騒ぎの【今日の誇大】でした。ご清聴ありがとうございました。
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