まさに、事実は小説よりも奇なり。
月足にとって辛いから「絶対ない!」と言っていた26000円近辺までやってきた。「週足支持線までは届かず反転上昇」としていた週足E波のシナリオが、こうもあっさり打ち破られようとは。
筆者のトレード、まず9時すぐの27185円ショートは15分後あえなく▲35円であえなく圧死。慌てんでもいいのにな。悪いクセは直らない。
続いて27250円ショートが10時。これは10時からの反転を期待してのものだったが、含み損は少しだがずっと27200円台をウロウロされ、瀕死の状態が続く。「バリュー上限27285円を超えたらロスカットだが、28300円を超えていくとは考えられない。さて損切りはどこに置こうか」と後ろ向きなことばかり考えておったのである。
それが、あのニュース。思わず食べていたものを吹き出しそうになった。
ちらっと26090円が見えた。それまで何が起こったのかアタフタするばかりだった筆者は正気に戻った。「とりあえず利確しとこう」。
ボタンを押した処は26650円。正気ではなかった。ほとんど「戻りの高値」やないか~い。そして、いったん落ち着いて26520円で買い玉を持つ。売り買いイーブンにした。戻ってしまうという気にもなっていたようだ。「後はもう1枚買い玉を持てば万全。この窮地は乗り越えられる」。
ナイトでそれを実現。日中の買い玉を早々に+5円で処分した後の5時すぎの26350円。日中のバリュー下限値が27370円、安値からの23.6%戻しが26340円水準を狙っていたのだ。完璧だった。だが、一方では「アメリカが始まる前にもう一度下がってくるだろう」という冷静な考えもあったので、9時半ごろいったん26525円で利食い。
そして最後はアメリカ開始後に26425円カイでチョン。
このように濡れ手で粟の儲けを手にした。これで保有は買い1(26425)VS売り1(28210)のワンペア。買い玉は少々早とちりで含み損が出ているが、本日はもっといい値で仕入れることに衷心する。
今週はもう大きな戻りが期待できないと考えている。日本人だけではそう戻せないだろう。従って、週末まではポジション整理を中心に据えたデイトレ作業。
<重要ライン>
①28555・・・週足大抵抗ライン処
②28535~28835・・・日足天井ネックゾーン
③28530~28595・・・日中マド4
④28215~28345・・・4時間足天ネックゾーン
⑤28140~28155・・・日中マド3
⑥27640~27915・・・日中マド2
⑦27285~27420・・・日中マド1
⑧27125・・・5日線処
⑨26850・・・(仮)1時間足目標N値
⑩26660・・・前日高値~50%戻し
⑪26615・・・もち合い高値
⑫26570・・・ナイトセッションバリュー上限
⑬26520・・・今回下落38.2%戻し
⑭26485・・・ナイトセッション・バリューハーフ
⑮26340・・・今回下落23.6%戻し
※26330・・・ナイトセッション終値
⑯26310・・・ナイトセッションバリュー下限
⑰26115・・・1時間足ジグザグ下落目標値1
⑱26095・・・週足支持ライン
⑲26055・・・直近安値
⑳26000・・・心理的節目(自信が揺らぐ時)
㉑25540・・・デッドライン(サヨウナラ)
<詳細>
具体的には⑬と⑮の中央値26430円をモード(最多価格帯)とする正規分布を相場は作りに行くと見ている。簡単に言えば⑬~⑮前後の保合いだ。お好きな方は逆張りすればいいだろう。
筆者は前日以上の安値はないものとみてトレードするため、またより有利なポジション作りのために、「買い」だけに的を絞る予定だ。
本線は以上だが、さりとて一番怖いのはきょうの日中ザラ場。総投げ(下記※)が出る確率がもっとも高いと見ている。
この場合はおそらく⑭を上回ることができず下落に転じるだろう。寄付きから先に高値を取ってきたならウリも敢行するかも。残っている下ヒゲを試す動きだ。もしかしたら26000円を少し割るかもしれない。でもそこは絶対的買いポイントである。
また寄付きGD、⑯割れはいったん売りヘッジをするかもしれないが、その玉を外すまでにはそれほどの時間を有するものではないだろう。ド転買い。
今日が大底だと信じてやるしかないと感じている筆者である。
以上。
(※)昨日は銀行・保険株だけが軒並み上昇。そのためTOPIXの下落率はそれほど大きくない。引けにかけても買い戻されてもいる。総投げは早い時期にあったほうがいいのだが。
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