まったく上手くいかない。スイングトレードはムリがあるのだろうか?
金曜日の日中セッションはまたしても得意満面であった。
朝記事の予想通り、小保合いに終始したし、その過程で、10時過ぎに27005円、1時20分に27050円の買い玉を獲得した。そして外出先で大引けが高く引けたこと、ナイト寄りが高く始まったことを知って、【貯めこむ】ことに成功したことを小躍りして喜んでいたのである。
『27400円以上にはなるな。なれば1枚は利確しておこう。その後押し目があれば買戻しもアリだ。』
ところがギッチョンチョン。5時から変調。
すでに帰宅していた筆者は、下落し始めた相場に「ほー、マド埋めですか」と余裕をこいていたものの、日中バリュー上限の27105円を割れた時点で白旗。下限値の27015円まで下落する可能性が高まったからだ。
結局は1枚づつ利確し、新規獲得分の利益はプラス60円の小利にとどまった。皮算用がまたしても裏目に出たのである。
それでもまだカイに未練があったため、6時半少し前に27050円で買い直している。ニュースも知らなかったし、ロンドンっ子特有の脅しの下落だと高をくくってもいたのである。当然▲50円のロスカット。
そして27000円割れが確定しそうな7時前26960円でショートを打った。打たざるを得なかった。下のホールド買い玉を守らねばならない。
このウリ玉は26845円で底打ちを感じた後も切れなかった。買い玉は28890円、27950円、27960円とニューヨークが始まるまでに怒涛の仕入れをしたのとは対照的である。
買ったものの、波動が全く読めず、売り玉を決済することをためらったのである。『寝ているうちにまた下落するかも』。
・・・・・・
今もまだ、この気持ちを引きずっている。
『もう1波下落があるのではないか?』
『そもそも下落波動の途中の保合いなのでは?』
昨日から、チャートをながめてはため息ばかり。
見えた、見えない、見える、見えなくなった。SQ日以降、そんな乙女の花占いのような日々が続いているのだ。
しかし、さきほどいい案が浮かんだ。先週記事からチャートを再掲しよう。
これは20日(月)の予想波動である。A,B,C、3つのコースを用意した。
もちろん筆者の期待はAコースであったが、実際はBのコースになって下落していった。
この時の波動と現在の波動は似ていないか?・・・そんな事を思うようになったのである。で、現在の波動にラインを引いてみたのが下図だ。
Cから解説しよう。
これはSQ日からの下落波動をジグザグ修正波のA波とし、このCコースはそのコワい恐いジグザグC波となるかもという予想波動である。もしかしたら、大底は26195円ではなく、もっと下(例えば25600円処)まであるのでは?という、まことに憎らしい予想となる。憎らしいが、もっとも簡単な予想でもある。
Bコースはいったん下落するが、青色のチャネルライン下辺で反転、上昇に転じるというコースだ。修正波にも見えるし、上昇波動の可能性も残すという予想である。その分れ目は、反転上昇の程度であり、チャネル上辺以上にまで上昇するなら、推進波に格上げしてもいいかも、と言えるだろう。
そしてAコース。これは月曜日からの上昇が、チャネル上辺以上になってくれることを祈る、筆者にとっては一番恋しい、待ち望む波動コースとなっている。
日足での2波の底が26195円で終わり、3波目の上昇波動の1波目がリーディング・ダイアゴナルではないかと蒸し返しても決しておかしいと思われない。それくらい価値のある波動なのである。
C波の憎たらしい波動なのか? 恋しい1波がスタートしているのか?・・・
・・・憎い、恋しい、憎い、恋しい、めぐり巡って今は恋しい、となった。
そこで、明日月曜日はこのAコースのシナリオに則った作戦でいこうと思う。その方が筆者らしいではないか。
〈重要ライン〉
①28200~28285・・・日中マド4
②27930・・・4時間足3波目標値
③27720~27820・・・日中マド3
④27580・・・全下落の50%戻し
⑤27475・・・4時間足上昇目標値
⑥27400~27550・・・前限月モード帯
⑦27370・・・全下落の38.2%戻し&直近高値
⑧27295・・・Gファン抵抗ライン
⑨27270~27360・・・日中マド2
⑩27195・・・ナイトセッション・バリュー上限値
⑪27150・・・前限月ハーフ
※27130・・・ナイトセッション終値
⑫27065~27025・・・ナイト下落の23.6%押し~38.2%押し
⑬27050・・・ナイトセッション・バリューハーフ
⑭27045・・・5日線処
⑮26900・・・ナイトセッション・バリュー下限値
⑯26845・・・ナイト安値
⑰26765・・・1時間足5波目下落予想値
⑱26625・・・Gファン支持ライン
⑲26385・・・2番底
⑳26355~26280・・・日中マド1
㉑26195・・・直近最安値
㉒26045・・・4時間足最大下落注意値
<詳細>
上昇はするし、それを期待もするわけであるが、一直線に上昇するわけではないので、さすがに適当に利入れ、買戻しを繰り返すことになる。
まず寄りから先に下落する展開は十分考えられる。けっこう上がっちゃったからね。押し目が先になるだろう。⑬辺りで買い増しできれば最高だ。
しかし、27000円を明確に割ってくるといったん利確玉を増やすだろう。ナイトの再現も有りうるからだ。
今回の上昇の目標は④である。チャネルラインの上辺辺りでもあるし、これを突破することなく、更なる上伸は期待できないからである。
しかし、まずは⑩を突破した後は、⑨の入り口、⑧辺りまでの上昇を狙うのが王道である。今回はここでいったん少し利入れをしておこうか。慎重に事を運びたい。
先に⑩まで上昇し、突破できず反落するような場合でも1枚利入れするだろう。これは反転と言えるほどでなくとも、大きめの押し目になる可能性を秘めているからである。そして27000円割れるようなことがあれば、さっきと同じだね。
少し、消極的にうつるかもしれない。でも、下値では(例えば⑮では)きっちり買いに回る。そうしておいて、少しでも買い単価を下げるつもりである。そんな展開になったら、それで我慢するしかないのだ。
<ポジション>
買い5(26350、26620、26890、26950、26960)VS売り1(26960)
大きめの買い超で、しかも売り玉は含み損を抱えている。最悪1対1で心中してもらうつもりである。今はもう1波下がる可能性も秘めているので手放せない状況。26900円台を割ってもむつかしいか。
※今週は週間予想を省いた。まったくわからない。とにかく、現状を打破できるまでは判断保留とさせてもらいたい。(これも先週といっしょになっちゃったな。)
しかし、今のところ、26195円が大底だとの認識でトレードを進めている。それが崩れるのは26385円(⑲)割れが最終的だ。しかし、もっと早ければチャートのチャネルライン明確割れである。
また、こういった悩ましいもち合い相場では、予想が1セッションずれてやってくる。すなわち、きょうは上がるとしたものが、当日は下がる。でも、そのナイトセッションでは予想通りの展開になるといった形だ。
なので、簡単にあきらめない方が良い。それはラインの端っこで順張りすることにつながるからである。やはりもち合い相場では逆張りがいいに決まっているのだ。目先の値動きにつられることなく、自分の考えている大きな方向にのみ玉を建てることに尽きるのではないだろうか。
以上。
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