【調整入りはいつか?】今週(6/12~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20230612

日曜日, 6月 11, 2023

日経225MINI先物

t f B! P L

 新聞等では、金曜日の高騰は意外だったようだが、筆者の中では当然の値動き。ただ、その上昇のスピードや値幅が想像を少し超えていたというだけである。

もう少し買える。

さっそく今週のチャート分析・値動き予想に入ろう。


【日足】


先週から少しカウントが進んだだけで同じ波動であることに変わりはない。

今年年初からの上昇を1波(黒色波動)として、その3波の副次波を赤色波動で、そして赤色波動3波の副次波を青色波動であらわしている。

その青色波動は最後の5波動目に当たるのだが、その5波動目がエクステンションしたと捉えて、点線であらわした。現在は⑤ー5波が確定されようとしている。

そういえば先週の予想では、⑤ー3波はもっと伸びると踏んでいたのが、火曜日ナイトの高値から数十円しか上昇せず、上ヒゲをつけて陰線になってしまった。水曜日はその火消しに苦労したことを思い出す。

しかし、上図のような値動き予想をしていたので、一定の押し目をつけてからは上昇することは確定的であった。またその高値は⑤ー3波の高値32660円を突破することも容易に予想できる。それがエリオット波動原理の偉大な力なのである。

木曜日安値31360円の安値の後、買い貯めに走ったことは当然の行為である。

ここで問題になってくるのは、どこまで上値を見ているかである。5波なので、一応は天井値を想像の範囲ででも計算しておかねばならない。

しかし、これが全くわからない。いろいろ出てくる。


まずは青色5波=赤色3波であるから、これは上の表を見ていただこう。各色3波の目標値だ。今回は1.618倍と2.608倍の中間値ということで2.118倍値を加えておいた。

これによると、2.118倍の33675円という数字が出てくる。ざっくり33600円でもいいや。ビックリするだろう。

計算は割愛するが、さらには33465円や33225円、33015円というのも出てくる。絞り切れないのが実情である。5波の計測は確実性に欠けるのである。なので、この問題は日々変化もするので、確定的にはならないと考えて棚上げさせてもらおう。

・・・・・・

それはまあ許してもらえるだろう。しかし、

ここでまた別の問題が湧きおこってきた。はたして、筆者のエリオット波動のカウントが正解なのかどうかである。こんな根本的な問題に?がつくようになってきた。今頃?・・・いま頃!

そこで、マネースクエア社のエリオット波動・宮田レポートを少しゆっくり閲覧してみた。筆者とカウントが違う!そこでは「3波(筆者的に言うと赤色3波)はもうすでに完了してます」とあった。先物でいうと32660円が天井だという。

ガビ~ン。これはまずい。そして、ある合点がいった。

「だから世間ではウリの声が多かったのか!金曜日の上昇に対しても冷ややかな目で見ていたのか!単なるリバウンドだと。」

そうだとしたら、金曜日の上昇波動は、4波修正波のB波ということになる。フラットかトライアングルになるかどうかはわからないが、例の「ダマシのB波」である。ナイトセッション後半から下落してきた。月曜日はもっと下落してC波の下落が確定するのだろうか。

筆者には宮田氏の見解に反論する知識はない。規則さえ守っておればどういう波動カウントでもいいとはいえ、何度見直しても氏の方が正しい、というか、もっともらしく思えてしまうのだ。

・・・・・・

ガビ~ン。これはいかん。

疲れてきたので、別の切り口からこの問題を探ろう。避けては通れないが、「32660円3波天井説」には簡単に投降する気がないことも付け加えておこう。


【イベントスケジュール分析】

視点を変えてこれからやってみる。先週から基本は引き継いでいるが、時間が経過した分だけ修正しておきたい。


〇今週~6/15前後・・・・日足青色⑤ー5波の上昇

〇6/15前後以降・・・・・日足赤色4波の調整相場入り

〇8/18前後以降・・・・・反転上昇するならこの日からか(日足赤色5波進行へ)


FOMCの政策金利発表は水曜日夜、というより、日本時間の明け方4時。なので、その影響は、木曜日の日中取引に反映されると見るべきだ。

また、その内容の如何にかかわらず、あいつらが覚悟を持って相場操縦に勤しむのであれば、水曜日の夜が日経のピークになるのではないかと睨んでいる。水曜日からは注意だ。

また来週の月曜日はアメリカ市場が休場のため、その思惑も絡んでくる。

よって、水曜日以降、毎日にように下落の心配をしなくちゃならないというわけである。

いっそのことポジションを完全に〇にして、今週はのんびり値動きだけを追い、いざ下落が始まったその時に仕掛けるという方が気が楽かもしれない。(筆者はポジポジ病のためできないが。)

・・・・・・

以上のようなイベントスケジュール分析にこだわっているために、筆者は「32660円3波天井説」には簡単に同意できないのである。「もう1波、どこまで上昇するかはわからないが、少なくとも32660円は突破するはず」・・・これを言いたかったのだ。

単なる心情的で、弱々しい根拠である。なので信頼性には欠けるだろう。

もっと心情的な事を持ち出そう。いつもの妄想だ。

『筆者はあの日の下落はフェイクだと思っている。第一、32660円という数字は3波の天井としてはふさわしくない数字だろう。これまで何度となく人々の疑念をある意味裏切って上昇を続けてきたのだ。32660円という中途半端なところで止まるか? もうひと声、33000円の声を聞かなきゃ、あきらめきれないぜ。

あれはあいつらのポジション整理の下落だ。SQ日を前にして少し冷やしておきたかったに相違ない。SQ値が幻に終わらず急騰したのがその証拠さ。』

・・・・・・


【4時間足】


日足青色波動5波全体を4時間足に分解して観察してみよう。当然ながら5波動に分解できる。

注目すべきは、①ー③チャネルライン(オレンジ色点線)だ。価格はこのチャネルゾーン内を進んでいるように見える。

金曜日朝記事で、「4波底が1波天井31610円と終値では重ならないでよかった」と書いている。エリオット波動原理の推進波の厳粛なルールだからだ。しかし、同じ推進波でもダイアゴナル波動では1波と4波が重なることが許されている。

なので、これはエンディング・ダイアゴナルになるのではないかと思われる。各波動は3波構成で進んでいる。ただ、おおもとは3波だから、ダイアゴナルはありえないはずという問題がおこる。でも、その5波だからいいのかなとも思う。わからないので、いいことにしちゃおう。

そうなると、ラストの5波目はオレンジ色点線に向かって上昇、そのライン上で止まるか、大きく突破して花火を打ち上げるか、エンディングに相応しい終わり方をしてくれるのではなかろうか。

・・・・・・

やはり、こんな波動ラインを先に引いてしまっているので、今さら後には引けないって感じだ。疑念はいろいろ残るけれども、3波未完了説ということで押し通すことにする。

ただ、実戦では簡単に自説を曲げてしまうのが筆者だ。このラインを割れば「もうアカン」という値動き分析を中心に据えて、いままでトレードしてきたのだ。曲げる時は即曲げるから、そう大きな損失にはならないだろう。

では、明日月曜日の分析と予想をやっておしまいにしよう。後半記事は尻切れトンボだが、実はまたパソコンの調子がおかしくなって3時間以上も格闘、すっかり気を削がれてしまったのである。許せ。

・・・・・・

当然月曜日もカイだ。注意すべき水曜日ナイトまでは買い目線だけで十分だろう。火曜日夜も重要な指標発表があるようだが、そんなものは気にする必要がない。むしろ、警戒して下げた処は絶好の押し目なのである。

他の指標にしても、少なくとも30000円突破までの上昇トレンドに火を注ぐだけの材料としか扱われないだろう。(ただし、30000円を突破するまでという条件付き。突破した後はいつ下落してもおかしくはない。)


〈重要ライン〉

①33465・・・スイング最大希望値2

②33225・・・日足青色⑤ー5波上昇目標値

③33015・・・スイング目標値1

④32660・・・直近高値

⑤32495~32590・・・1時間足天ネックゾーン

⑥32490・・・4時間足戻り高値

⑦32480・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑧32345・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑨32265・・・ナイトセッション・バリュー下限値

※32260・・・ナイトセッション終値

⑩32245・・・売り転換ライン

⑪32240・・・1時間足3波23.6%押し

⑫32150・・・1時間足ジグザグ下落N値

⑬32085・・・1時間足3波38.2%押し

⑭32030・・・5日線処

⑮31995・・・1時間足ジグザグ下落拡大目標値

⑯31960・・・1時間足3波50%押し

⑰31700・・・Gファン支持ライン

⑱31360・・・直近安値

⑲31210~31140・・・日中マド9

㊻30305~30080・・・日中マド8

㊼29705~29605・・・日中マド7

㊽29405~29365・・・日中マド6

㊾28860~28710・・・日中マド5

㊿省略中・・・日中マド1~4


<詳細>

ここで考えてほしいのは、まず買い方に残された時間は短いということだ。これ以上、遊んでいる暇はない。すぐにでも上げなければ、FOMCが来てしまう。

ナイトはちょうど⑤で頭を叩かれて下落した。これはいい。利益確定も必要だし、売り玉をつかませることも必要だ。なので、どこで買っても勝てるとは思っている。

ただ、もう天井かもしれないという不安が当然残っているため、カイに慎重にならざるを得ないだけである。再度⑧を超えてくるまではカイをガマンしよう。


これは木曜日、底をつけてからの1時間足チャートだ。ナイトは4波動目で終わっており、5波動目が残っているのがわかるね。

もし、そのまま浮上がなければ、例えば⑫~⑮辺りを割ってしまうようなことがあれば、撤退の準備をするつもりなのも容易に導き出されるだろう。それ以上の下落は30000円を目指すだけの器量に欠けることを意味する。

そして、いよいよ⑯を割って戻ってこれないなら、もう未練はない。はっきり別れを告げるべきだ。


<ポジション>

※買い5(31400、31515、31615、31990、32105)VS 売り1(32430)

売り玉は32520円の逆指しロスカットに耐えて残った。吉と出るかどうか。やはり、残しておきたいという感が強い。逆に買い玉は金曜日日中で仕掛けたものをそのまま残している。最後にタレてしまった。明日挽回を期す。上手く流れにのって上昇するようなら買い増すつもりだ。


以上。

まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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