とうとう9限月も半分が経過した。前限月と違って波動の動きがわからないので、いまだはっきりとした指針を発表できずにいる。不甲斐ないことと反省している。
そんななかで、今回は初心にもどり、「値幅」についての面から再度分析を試みたいと思う。
下は先週ナイトセッションまでの表とチャートである。
チャートからは、前6限月の高値32720円のどちらに大きく放れていくのかが興味の的であることはどこかで書いた。もちろん筆者が上を望んでいるのは当たり前だ。6限月はそれまでの2年半という長い長いレンジ相場を大きく上抜けてきたのである。それで上昇終了というわけではないだろう。
それはともかく、9限月で更に大きく伸びるというのも無理があることも承知の上だ。ひと休みすることも大事なプロセスだ。だから、余計にここから上、下どちらの方向にブレていくかに興味があるのだ。
限月丸ごとトレードではノルマというか、獲得すべき値幅を1限月当たり3000円以上と考えている。過去の値幅から平均を導き出したものだ。上の表を参照してほしい。
で、現時点では2530円幅と出ている。だから、9月SQ日を迎えるまでこのままのレンジ間を上下するとは考えづらく、あと500円程度は最低でもどちらかに伸びるのではないかと推測できる。
上なら、34400円以上になるだろうし、下なら30900円処までの下落を見込んでもいいだろう。それにしても、どちらも意味シンではないか?
高値の方は、筆者がフィボナッチから導き出した34365円を当限月高値目標値としてすでに挙げている。それに近いし、上手くいけば達成できそうだ。
安値のほうの31000円割れはどうだ、現実味はあるか。
実は4波の底値メドを測る時によく引き合いに出されるのが、3波の38.2%押しレベルというのはよく知られている知識だ。それは30970円になる。う~ん。十分ありうるな。
昨日の週間予想記事で、31360円を割れるかもという不吉なプランを持ち出した。日足ダウ売り転換かもというシナリオだ。それでも根底にはそのまま下落していくというイメージはなく、ヒゲだけ残してすぐさま上昇していくというシナリオをイメージしている。
だから、31000円割れなどという数字も眼中になかったのであるが、そういう時に限ってあいつらは容赦ないので、一応頭に入れておこうと思う。30900円処までの下落を。
これで「上」「下」コマ揃いましたというわけで、アトはどっちのサイの目がでるかだな。
相場では最初に仕掛けた方が負けるというのは常識だ。陽線は先に安値ありきだ。だから、最後に笑うのは買い方だ。陽線になると信じているのなら、安くなったところは拾うべきなのである。
以上、天井騒ぎの【今日の不埒】でした。ご清聴ありがとうございました。
<現況報告> 24日 11時55分頃
朝2回の押し目買いを深追いしすぎて失敗し、ラスト勝負の3回目は前場引け前の32620円。さっき32725円の時に利確しとこうかと一瞬悩んだが、そのままで正解かも。高値更新したようで、後場からもぐいぐい伸びてくれれば思い通りの展開になる。目指すは33000円乗せ。
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