■上昇ひと区切りへ■今週(9/18~)の日経225MINI先物分析202309018W

日曜日, 9月 17, 2023

日経225MINI先物

t f B! P L

 タイガースの優勝も決定し喜ばしい限りではあるが、その分相場材料がひとつ少なくなった印象である。他に何かないかな・・・。

金曜日は予想通り33365円の目標値を達成した。が、ナイトでは天井から400円の下落。『もう少しゆっくりと』の思惑は外れ、少々ガッカリ気味の筆者である。ここからどうなっていくのだろうか。さっそく来週の分析に参ろう。


【現物週足&日足】


今回も現物225指標日足に金曜日始まりの週足を被せ描きしたチャートである。

金曜日は念願の青色点線突破を達成して終了した。初日としてはいい出来である。(月曜日が祝日なので)火曜日はどうなるだろうか。さらに上伸の陽線が描かれるのか、はたまた木曜日との間のマドを埋めるようなローソク足になるのか、あるいは埋めるどころか、今週の週足実体をも下抜ける大陰線になってしまうことだって想像できるだろう。

様々だ。この絵だけではどういう想像も可能だ。

8/18から始まった上昇波動も、日足でいちおう5波動カウントできるし、金曜日の高値でいったん終了としてもいいだろう。ちょうど念願のもち合い突破も叶ったのである。利確のウリが出てもよさそうである。

それに、4週続いた週足の実体はだんだんと小さくなっている。寸詰まりの陽線だ。5週目の今週週足は悪名高い「カブセの陰線」となっても不思議ではない。

どちらかと言えば、下落のムードが強く映っているだろうか。

判断不能なので、下位足に頼ってみよう。


【4時間足】


先物では、日足の赤5波動目は現在青4波動目の調整に入った処という見方である。

エリオット波動原理においては、ひとつの例外を除いて、推進波は5波動構成でトレンド方向に進む。3波動で進んでいくのは調整波か先に述べた例外(ダイアゴナル)の時だけである。

すでに今回の上昇波動は推進波であることがわかっているので(たぶん)、この赤5波も5波動の副次波を擁するはずである。したがって、青3波動目の高値を更新することなく、このままずるずると安値を更新し続けるはずはない。必ずや青5波動目は33440円を超えてくるはずなのである。

月曜日は祝日取引となるので、日中は特に動意がないだろう。可能性があるとすれば、夜間だ。ニューヨークの出来次第で上にも下にも引っ張られるという可能性はある。

しかし、もう一度言おう。このままずるずる下落するはずはないのである。いちおう33680円近辺まで下落する可能性は否定できない。だが、それさえも、そこからは反転上昇するはずで、その上昇は33440円を超えてくるまでは続くのである。

となれば、今週の戦略は押し目買いである。5波最後の上昇を美味しく頂こう。

では、上昇のメドはいかばかりか?結論から先に言ってしまえば、大目標は33725円だ。33600円台、悪くすれば33500円台半ばまでで精一杯ということもあるかもしれないが、目標はあくまで日足3波頂点33725円を見据えておきたい。

なんだったら、前限月高値の数字33960円に肉薄するかもしれない、とも漠然と考えているほどなのである。

MINI日足チャートを見よう。↓

赤色点線(33725円水準)には、火曜日は仕方ないとしても、水曜日からローソク足2本、あるいは3本あれば簡単に到達しそうな気がしてきたであろう。(但し、金曜日からは下落に注意。)

したがって、今週の週足は、「下ヒゲが目立つ、明るい陽線」というのが筆者の想像図である。寸詰まりのような形から、下ではなく上にイッキに爆発というイメージだ。

この戦略イメージに基づき、今週のトレードに取り組んでみる。


ついでながらその先の予想もシナリオ化してみよう。

【イベントスケジュール分析】

実はちょっと前まで、来週の動向に迷いがあったが、上記内容によって結論が出た。

いつも通りエリオット波動カウントとすり合わせて考える。先週の予想記事でのA)パターンに近い考え方となった。


〇今週・・・・・・・・・・・・・堅調(日足5波の1波の5波動目ラストの上昇)

〇9/22前後〜10/20前後・・・軟調(日足5波の2波調整

10月/20前後〜・・・・・・・強い(日足5波の3波上昇)


9/9であったか、植田日銀総裁の円安けん制発言ともとれる記事によって、またまた日銀会合の結果発表により注目が集まるようになった。今年から来年はFOMC以上に内外の投資家たちの耳目を集めるにちがいない。

その内容は「マイナス金利解除」だろうが、たぶん来年春には堂々と発表するだろう。それまでは徐々に慣らしていくつもりのようである。日銀会合だけでも来春まで6回、7回開かれるが、そのたびに相場はぴりぴり、引き締まるにちがいない。(どちらに動くかはその時の相場環境によるだろう)。

だから、上記予想の中での10月20日前後を10月30日とするのが本当であるが、今回はその前倒しをして考えた。

理由は軟調期間(5波の2波)を早く終わらせたかったことに尽きる。筆者はこの2波を時間調整の2波と考えているが、それにしても早く終わらせたいのである。

その短縮化のために取ってつけた材料を2つ用意した。

ひとつは海外投資家たちの日本株買い事情。今はまだ様子見が多いと聞く外人勢も、日本株を買いたくってしょうがないはずだ。その重い腰を上げさせる材料が10月後半から始まる日本企業の中間決算発表内容だという。彼らが買う材料は何かは知らないが、買ってくるだろう。・・・だから10月20前後。

もう一つはタイガースネタである。

前もって言っておこう。日本株に影響を与える球団は阪神タイガースだけである。以前はジャイアンツもそうであったが、今や応援しているのはバブル期までに青春を謳歌したオジサンたちだけで、日本経済に及ぼす影響力は全くなくなったと言っていいだろう。それ以外のチームでは役不足。阪神だけが日経と連動するのである。

優勝が決まった翌金曜日は阪神関連の株が材料出尽くしで売られたようである。今後も浮上しないのか?しかし、まだ日本シリーズが残っている。

スケジュールを調べてみた。

まず前哨戦のCSで阪神が登場するのが、10/18から。ま、これは相手が誰であろうと難なく突破だ。・・・だから10月20前後。それまでは消化試合&空白期間というか、各プレーヤーの好不調を見極める実験期間だ。日経も上がったり下がったりだわな。

で、本番の日本シリーズは10/28からだ。

つまり、10/20前後から阪神の優勝を意識してじわじわ上昇してきた相場が11月頭の実際の日本一でいったん下落するが、それでシーズン終了なので、あとは日経だけが独り歩き、ぐいんと上昇に弾みがつくというのが筆者の描いたシナリオである。

10月末は日銀会合、11月1日はFOMCである。優勝はその1、2日後になるだろうか。(余談だが、相手がオリックスの場合、あのノーノ―男が完全試合でもやらない限り阪神には勝てない。だって阪神ならヒットが打てなくても四球と盗塁だけで攻略しちゃうでしょうよ。)

いかがだろうか。阪神ファンならずとも一丁乗ってみようかといういう気にさせるだろう。日経の未来は明るいのである。


以上。



まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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