■■悩ましいが■■来週(10/16~)の日経225MINI先物分析&トレード戦略20231016W

土曜日, 10月 14, 2023

日経225MINI先物

t f B! P L

 木曜日までの大きな上昇が一転。金曜日はやはり下落に見舞われた。第1波は終了したのかどうか、筆者の前にまたしても難題が持ちかかる。ソ、ソ、ソクラテスもプラトンも、み〜んな悩んで大きくなったというが、トレーダーの悩みはない方がいい。特に波動の動きに重きを置く筆者にとっては、この種の悩みは致命傷だ。

ロマン派の旗手としてブログ界に華々しくデビューした筆者も、もはや昔日の面影はなく、相場予想は空振りに終わることが多くなった。それでも大負けすることなく、着実にトータル利益を積み重ねているのは技術力がそれなりにでも向上しているとは言えるが、やはり事前の予想通りにスパッと儲けたいものである。

成績がイマイチな原因は波動分析自体にあることはわかっている。予想が当たらないのだ。筆者自身の限界をあらわしているのか、もうひと声成長する前のスランプ期なのか。後者であることを願って来週の予想に励みたい。

・・・・・・

ここから来週の相場分析&予想を展開していきたいが、今回はいつもとは順を違えてこれから始めよう。今回はボケ間近老人の悩み相談からになりそうだ。


【イベントスケジュール分析】

この【イベントスケジュール分析】自体は、エリオット波動の波動カウントを主に日・米の種々なイベント日程に重ね合わせて考えることによって、各波動の時間・寿命を判断しようという画期的な試みである。が、これもまた悩みが尽きない。

まず、先週の予想を再掲しておく。

〇今週・・・・・・・・・・・・・・1波天井見極め(日足5波の1波〜調整2波)

〇10/13前後〜10/20前後・・・2波底見極め(日足5波の2波〜3波入り口)

〇10月/20前後以降・・・・・・・ぼちぼち(日足5波の3波上昇)

〇10月末前後〜年末・・・・・・・超強い(日足5波の3波絶頂期)

という内容であった。これで言う「今週」とはまさしく今週10/9〜週のことである。

今回も全体的には変わらないのだが、迷いがあって確定できないでいる。それは5波の2波調整期間に迷いが生じていることに起因する。

先週記事では、2波動目は今週後半〜来週前半と予想していることがわかるだろう。あの記事『虎は世につれ世は虎につれ』で披露した論理は、タイガースのCS戦1勝目翌日から相場は大きく上昇するというものであった。となれば、19日か20日からだ。(まちがっても21日からにはならない。)

この論理にぐらつきだしたのだ。もしかしたら、タイガースのCS戦勝利などすでに相場に織り込まれているのではないかという疑問が湧きおこったのである。それが木曜日までの大きな上昇であるということだ。相場への本格的な経済効果はその後になるのではないだろうか。

だとしたら、来週はまだ調整2波が続くのではないだろうか。そればかりか、調整期間は再来週まで続いてもおかしくはないのではないか、とも疑いだした。まず敵地で1勝は間違いないだろうから、世間が、相場が騒ぎ出し、織り込みにかかるのは10月末からになるのではないだろうか、ということである。

この悩みを織り込んだ予想は次のようになるだろう。


〇来週〜10/20前後・・・2波底見極め(日足5波の2波〜3波入り口

10月/20前後以降・・・・・・・ぼちぼち(日足5波の3波上昇)

〇10月末前後〜年末・・・・・・・超強い(日足5波の3波絶頂期)


あらら、同じじゃないか。なぜ同じになったのだろう。

26日(木)の日銀会合がまず安心感を与えてくれるのはほぼ間違いない。そして11月1日のFOMC後には更に拍車がかかることだろう。

しかし、その前に23日(月)からその安心を先取りして、相場は上昇を始めるのではないかとも考えられる。

これが同じになった原因である。筆者もまた安心を先取りして記事を書いていたようである。これがどう出るかだけの問題となった。

・・・。これで悩み、迷いはなくなった。文章化するまでの悩みは霧消した。

つまりは、調整は来週いっぱいで終わる。延期されても日銀会合まで、ということだ。ありがとう。

・・・・・・

迷いの種はまだある。


【4時間足】

確か金曜日の朝ブログで、「3波動が終わったというだけで、まだ5波全体が終わったわけではない」という筆者の立場・見解をわざわざ表明している。わざわざ表明するのは、自信のなさの表れである。その時点ですでに迷いが生じていた。「5波動終わっちゃってるんじゃね」。それが次のチャートだ。

こういう風にカウントラインを引けば5波動終了だ。2波の処は③ー1波ではなく、1波の高値を突破する拡大型ジグザグとなろうか。そして現状の32660円からの下落はABC調整波となる。

元々の③ー5波終了説だとすれば、現状の下落は4波調整となる。だから金曜日朝はその見地でもって、31900円台で押し目終了、買うと宣言した。傷は浅いとの考えである。

だが、ABC修正波だとおいそれとは買えない。もっとずっと深押しの可能性が出てきたからだ。極端に言えば全戻しも可能だ。

という風に、小さな迷いが大きな悩みとなっている。これでは恐くて買えないではないか。

・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

少し待っても見てもこの迷いは解消できないでいる。そればかりか、5波終了説にだいぶ気持ちが傾いてきてやがらあ。5波動目残ってる説に筆者をつなぎ止めておく根拠はひとつだけである。

2波の処だ。あの時、まさしくあの修正波は拡大型ジグザグではなくフラットであった。あの夜、確かに筆者は31900円の買玉を持った。翌祝日取引日のマド明け下落で慌てて手放してしまったとはいえ、フラットと断じた末の自信の一手だった。

この新規建て時での矜持だけが、5波動目残ってる説と筆者とのつながりの唯一の絆だ。そして筆者が手放した後から始まった上昇は確かに③ー3波であったはず。勢い、値幅、陽線の大きさなど・・・。

・・・・・・う〜ん、まだ晴れないか。

まあいいや。このまま行こう。


【現物指数の日足&変則週足】

では、これじゃどうだ。

本物の週足チャートでもタスキ型で上昇トレンド回帰の印象を持つことができるだろうが、前週の高値を実体で上抜けていないのが唯一の欠点だ。でもこの金曜日始まりの変則週足だともっと印象は強烈になる。

前週高値をもすっぽりのつつみ足。しかも週足レンジ下辺(青色点線)を大きく(3割以上か)上回って終えている。(ラインを大きく上回るほど強いよね。)

このことからわれわれが持つ論理的感慨は、おそらく次のようなものだろう。

下落がどこまで続こうと、来週木曜日時点ではこの週足レンジ下辺(31927円)以上に戻っておればいいということだ。そしてそれはきっと叶えられるはずである。ダマシの下落は2回まで。もう次はない。次はダマシではなく、本格的な下落トレンドと断じられてもいいからだ。

つまり、木曜日大引け時点での日経225の価格は31927円以上である。このことを信用してトレードできるはずである、ということだ。

もっとつまり。31927円以下で買って持っておけば、少なくとも木曜日大引け時点では儲けが出るということである。損はないということである。もし今回の上昇を本物だと信じているのであれば、来週の下落場面ではきっと買える。

これほどの勇気を与えてくれるチャートやテクニカルツールを他に知っておられるだろうか?


※明日は忙しいので本日慌てて書いたが、また時間が無くなった。続きはまた次回。


以上。







まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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