※限月丸ごとトレードのすすめ(18)◆225MINI先物12限月で儲けるために(その5)

月曜日, 10月 16, 2023

限月丸ごとトレード

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2週間ぶりのコーナーである。ファンの皆さんにはお待たせして申し訳なかった。思えばこの2週間相場は大きく動いた。今回は少しでも内容のある話でカバーしていくつもりである。

さっそく限月足チャートからご覧いただこう。

陰線ではあるが下ヒゲが伸びていい感じ。と、また呑気な事を言っておるようでは、読者にバカにされるばかりだろう。

はっきり言って、この限月のトレードは失敗である。SQ日からの下落自体は当たっていようが、その下落幅が大きすぎた。すでに限月目標の3000円幅が最初の下落だけで達成されてしまった。1500円程度との初めの目論見は大きく裏切られたことになる。

ここから挽回したところで、上値は34000円程度。ちょうど前9限月の高値33960円を少し上回る程度であろう。よほど玉を増やさないと大きな利益は狙えそうもない。

しかし、その値幅のことだけならまだ何とでもなる。底値で拾って次のメジャーSQ日まで持っておれば勝ちは勝ちだ。筆者はラッキーにも30310円の玉を拾えたが、これを下回る安値にならない限り、これ1枚だけでも30万円の利益は保証されたようなものだ。そういう意味では当限月も白星である。

だが、筆者がもうひとつ明るく振舞えないのは、別の理由にある。というのは底値圏の玉はそれ1枚だけ。あとは買えども買えども切らされてしまっていることである。上手く増やせないのだ。

もちろん自身の臆病風や単純ミスが主な原因なのであるが、別の言い訳を考えれば、相場の値動き自体の問題が浮上してくる。

特に4時間足などを見ると顕著なのだが、ヒゲの長さ、マドの開きなど、ダマシの陽陰線となるローソク足が多数出現している。調整相場だからと言ってしまえば納得もいくが、しっくりいかない。

各セッションごとの高安値幅が大きくなっているのは歓迎するが、上下運動が激しすぎるのだ。上にいったり下に行ったり。底で上手く買えたと思ってもすぐ戻ってしまったり。そのセッションは上手くホールドできたと思っても、すぐ次のセッションで切らされたり。

つまりはスイング向き相場ではないということだ。前にも言ったが、デイトレーダーの独壇場だ。デイトレ、スキャルの技術がないと大きく儲けられないと言えるだろう。さっと仕掛けてさっと利確。これしか大きく勝つ方法はない。

で、金曜日は例の機械的ヘッジトレードを久しぶりにやってみた。当コーナー第(16)で紹介した方法である。その詳細を書いておこう。何らかの参考になれば幸いである。

その日の日中は散々で、大事なS玉も1枚失くしている。ナイトはウリでいこうと決めていたこともあって、5時17分32270円からスタートした。日中バリュー下限値32270円を5円だけ割った時に決断した。

設定値幅は30円毎。利確は50円。一瞬で決めた。たぶん下落はするだろうが、急激な下落ではなく、時間をかけたゆっくりな下落と踏んだ。利益幅50円は同時刻に売玉が3つ以上存在するリスクを避けるためである。

32270はなるべく大きく儲けるつもりで最初から利確設定はしないが、次の32240、32210ときて、つぎの32180円のウリ指値注文が約定するまでに最初の32240円玉の利益確定をしようと設定したという意味である。

ラストの売り注文は32120円とした。32090円は前日ナイトの安値であったからだ。一度大きめに反転されると読んでいる。実際は32045円まで下落したが、一方的に下がっていったのですべてのウリ玉はそれぞれ50円の利幅を獲得できた。

結局、32270円玉を除けば、2時間足らずで3万円を獲得した。もっと頻繁に値動きのうねりがあったら、もっと大きく儲けられたと思うが(その時は1回だけ指値の重複があった)、ゆっくりかつ一方的な値動きの時にも有効な手段であろうと思われる。(逆に何度も差し直す手間が省けていいかも。)

このシステムの欠点は、上昇か下落かを事前に判断せねばならないという点が第一。第二は、指値幅や利確幅に悩むことだ。その時の相場付きによって変更するしかない。また自分の性格によって、変更することにしてもいい。

ゆっくりした相場を望むなら50円以上の指値幅、100円毎でもいいだろう。30円はハマればもうかるが、急な相場では手動式ではかなり忙しい。まだまだ研究の余地はあるだろう。

またわかったことがあったら都度報告する。

しかし、最初の32270玉はもっと残しておくつもりであったが、その後ニューヨークが始まるまでの急リバウンドに遭い、やっぱり最後は非業の死を遂げた。しかもその死の後に急落が始まったのはチャートを見ればわかるだろう。

おそらく、当限月はこの繰り返しである。

・・・・・・

それにしても、あいつらはやりたい放題だ。日中値幅の方がナイトセッションより大きいということは、白昼堂々である。夜だけでは飽き足らず、白昼堂々と悪事を働いている。まるでSNSで集められたバカ者どもが日中堂々と貴金属店など強盗を働くようなものだ。

鬼平さんよ、早くあいつらをひっ捕らえて市中引き回しの上、打ち首獄門にしてもらえませんか。

それまで筆者はいつも通り「強く逞しく泥臭く、そして艶やかに!」をモットーに、記事を書いていきます。


以上、【天井騒ぎのきょうのセルフジャッジ】でした。ご清聴ありがとうございました。



<現状報告> AM11:45頃

寄付きからあんな乱高下じゃ無理じゃ。840で思わず飛びつき、戻った815でもショートはそれからの下落で一時的なぬか喜びに。全戻し、それも5分の間に。870円で切りました。

悔いが残るのは「天井売らず、底買わず」状態。2度目の下げで700円でようやく買えたが、ここまでの値動きからは危険な建値である。

31650円という目標値を達成できたので、きょうの処は大丈夫と思うが、ナイト以降はまたわからない。後場の値動き次第で切るかもしれない。一番いいのはS玉を新規で手に入れることなのだが・・・。ほしいなあ。840円玉だけでも残しときゃよかったよ。





まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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