先週やっと12限月が終わってほっとしている。早い目に3限月に切り替えることによって、たまたまだが、いい価格のショートポジションが拾えた。厄が落ちたように感じている。
さっそく、チャート等を見てみよう。
12限月はやや下ヒゲの長い十字線となった。終値はその前の9限月とほぼ同位置。正確には50円足らずだが、ほぼ33000円レベルを死守したと言っていいだろう。
それはそうと、昨日今週の週間予想記事において、33000円までのリバウンドは「やや無理があるかも」と書いたが、今こうやってチャートや表を見返してみるとそれほどでもないかと感じ始めている。
その理由は当3限月の始値(=前限月の終値と規定)が32950円であるからだ。この「限月丸ごとトレード」での法則では、「上下に必ずヒゲがある」としている。筆者は今週後半からは本格的な下落をイメージしているので、33000円にタッチできるチャンスは今週前半しかないということだろう。
それを逃がせば、おそらく来年までチャンスは巡ってこない。まあ、この限月足でもエリオット波動的には推進3波であるから、含み損に耐えられるのであれば、いずれは利益も乗ってくるであろうから、高値で買った玉の損切りを怠ったとしても苦悩することはないだろうが・・・。
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以上はマクラ。本日のトークテーマは「掉尾の一振はあるかないか」である。
12月後半から大納会に向けて株価は上昇するかどうかだ。なぜ筆者がこれを問題視しているかはおわかりだろう。当3限月の大底値をいつ拾うかに執念を燃やしているからである。天底ハンターの腕の見せどころである。
もしあるのなら、12月中にカイに走らねばならないし、ないのならカイは新年が明けてからということになる。
「そんなもん、わかりっこないやろ」では済まさないのが筆者である。もちろん最終的にはわからないのだろうが、チャレンジすることに意味があるのだ。なんとかチャレンジしてみよう。
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筆者にしてみれば、その問題は簡単に解決できると考えている。
キーとなるイベントは19日の日銀会合である。
海外投資家は、去年の日銀会合でのサプライズ発表がまだ忘れられないはずだ。あいつらの現在は、FOMCもメジャーSQも眼中にない。日銀が今年は何を言い出すか、それだけで頭の中はいっぱいだろう。だいたいの傾向はわかっているのだろうが、はっきりと聞くまではポジションをたくさん抱えることはできないはずである。
それまでは日本の金利を「定数」として、米国のを「変数」として扱っとけばよかったのに、日本も変数になっちゃった。AIの慌てっぷり、負荷のかかりすぎったらありゃしない。ざまあみろってんだ。
それほど日銀は恐れられている存在となっている。
だが、発表の中身については筆者には云々することはできない。筆者の知識は薄っぺらい。
大事なのはその時点での日経の値位置だけである。どんな内容であっても、上がるものは上がるし、下がるものは下がるだろう。だから、上がる下るの要因はひとえに値位置だけである。
具体的に言う。
もし19日時点で、価格が十分下落しておれば、日銀発表でそれ以上下がることはない。もしくはショックでもっと下落したとしてもダメ押し的な下落であり、ほどなく上昇に転じるだろう。19日までの下落で日銀内容は織り込み済みというわけだ。
というわけだから、この場合は掉尾の一振が期待できると言っていいだろう。新年になって再び下落の憂き目にあうかもしれないが、年内は日銀効果で堅調を保つのではないか?
逆に19日になっても十分な下落が見られず、中途半端な位置をウロウロしているような状態、どころか33000円以上の高値圏ならば尚更に、日銀発表後には大きく下落してしまうだろう。この場合は材料出尽くしとなっての下落である。あるいは、発表で少しばかり上がるかもしれない。が、それまでに十分な下落が認定されていない以上、どんなに勢いよく上がったとしても1日天下で終わってしまうのは目に見えている。
はっきり言おう。大底は日銀発表以後に発現するのであって、それ以前に大底をつけることはない。これだけが信じうるべき唯一のことである。
ここで疑問が生じているだろう。ここで言う「十分な下落」をした値位置とはどの価格レベルのことを指しているかである。これがわからなければ、日銀会合後に上がるも下がるもない。
しかし、それは今はっきり断言はできない。昨日の週間予想記事の範囲内のことだけで言えば、31000〜30000円前後だろうか。
つまりは19日時点で少なくとも31000円前後まで下がっていなければ、日銀後に反発に転じることはないと考えていいだろう。したがって、掉尾の一振もないということであり、逆に年末に向かって日経は下げ続けることを意味するのである。
世迷い事は以上である。横浜のホンキートンクでのクダ巻きを彷彿させるような内容であった。
3限月の筆者の値動きイメージ図を披露して終わりにしよう。
図でわかるように、筆者は日銀会合後に下落をイメージしている。したがって掉尾の一振はない。日銀発表直後には内容によっては上昇するかもしれないが、翌セッション、翌日からは年末年始に向かって下落を続けると見ている。そして大底をつけた後はV時回復である。天井は大底値によって違うが、33000〜34000円以上にはなるだろう。以上、天井騒ぎの【今日の右往左往】でした。ご清聴ありがとうございました。
<現状報告> AM11:57頃
朝からカイは32770円をやったが、その後もち合い(23.6〜38.2%押しレベル)になってしまったので+30で利確。売りはその保ち合いの高値近辺32795円を10時14分に。すぐの急落で『やったー』だったが、また元のもち合いゾーンに。これも+30で終える。
結局、カイの仕掛けもウリの利確もチキンだったということ。
後場に期待したいが、きょうは下がらんかな。1時間足なんかでは、もう1波動上があってもおかしくない動き。そうなれば33000円の顔が見れるかもしれない。
ウリはもち合い安値割れからという安全策になりそうだ。
・・・と言ってたら下がってきやがった。どうする?
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