■■売りの仕込みだけでも■■今週(1/15~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20240115

日曜日, 1月 14, 2024

日経225MINI先物

t f B! P L

やはり上はあった。最強の道を歩んだ1週間であった。筆者は大きく出遅れたせいで、まったく儲けが出ていない。不覚を取った。

だが、木曜日の朝から覚醒。トレード実績は褒められたものではないが、自信が戻ってきたせいか、晴れ晴れした気分である。


もう一度波動を確認してみよう。その前にやっぱりこれだ。

【現物225指数の日足&変則週足】

先週の大陽線がついに大いなるレンジ相場にピリオドを打った。文句のつけようがない。今後は最悪でも週足レンジの上限値33485円、この大陽線始値33397円などが支持ラインとして大活躍、買い方の意気を大いに盛り上げてくれそうだ。

週足3波のN値39000円処を願う長期投資家としては非常に喜ばしいことである。その第1歩がまさに始まったのである。

しかしこの大陽線、意地の悪いことを言うようだが、「最後の大陽線」とならないか心配でもある。

この金曜日始まりの変則的週足チャートは、通常の週足チャートと比べても先見性に優れていることだけはわかるだろう。翌週のローソク足を想像するうえで、金曜日の日足ローソク足は筆者の想像力を異常に高めてくれるのである。

その日足ではイヤな十字線が出現した。月曜日下寄りで始まって陰線で終わろうものなら、宵の明星ではないか。

迷いの十字足からの高値連続更新、もしかして3空明けの上昇になるかも?、逆なら宵の明星だし、木曜日まで軟調なら週足はカブセの陰線になる。

いや、やっぱり止めておこう。単なるやっかみ半分の戯れ事である。素直にカイを狙っていこうではないか。押し目はどこかな?


【日足】

木曜日に嬉しくって緊急告知した。これがやっとこさ腑に落ちた日足の波動である。上昇トレンド推進波のダイアゴナルだ。ただ、この波動が日足の新しい1波であるのか、5波目であるのかによって呼び方は違ってくる。1波ならリーディング・・・・」だし、5波なら「エンディング・・・・」となる。

始点は10月5日の30225円で、その始点からの上昇が始まるまでの間に、日足の5波が終わっているか、まだ終わっておらず、この上昇こそが5波目であるとする異なった流派のカウント法の違いからくるのだが、筆者はまだ結論が出ていない状況で、この問題自体は棚上げにしたいと思っている(心情的にはたぶん5波のエンディングだろう)。

しかし、棚上げにできない問題が生じてくることは確かだ。押し目の大きさが1波と5波では、その後の調整の大きさに違いが生じるのである。

今まさしくその終焉を迎えようとしている波動が新しい1波なら、次に来る調整波は第2波で、調整の範囲は1波の始点30225円を下回ることはない。

しかし、5波のエンディングダイアゴナルと勘定したなら、次に来るのはABC調整波であり、1年前の1波の上昇の始り=25000円台を試す動きになってもおかしくはないのである。そこまではナンボ何でもだが、前々から危惧していた30000円割れも普通に受け入れざるを得ない状況になってくる。

でも、まだ先の話だ。上昇トレンドにおいては下を見てはキリがない。押し目はその都度、つまり修正波の特徴、その波動カウントやフィボナッチ、イベント日程などを考慮しながらその都度測っていけばいいだろう。

(※しかし、ダイナゴナルは根元まで戻るとは必ずしも言い切れない。このABC波は週足で言えば3波中の2波にあたる。浅押しの可能性も十分あるだろう。その場合、1波=30225円〜35715円の上昇の38.2%押し33615円までというのがひとつの指針となる。今はそんな程度に考えているところだ。)

ただ、この1波だか5波は今まさに転換期にいることは確かなことである。いわゆる天井圏だ。

ダイアゴナルの①ー③ライン(青色点線)をすでにスローオーバーしてしう位置まで上昇した。木曜日のFリテイリングの決算情報がなければ、金曜日のぶっ飛びはなかったはずである。日経を動かす第一人者からの好決算ニュースが遅ればせながらのお年玉となった。明日からは正月気分も抜けて、今度こその調整になるのではないかと考える。

ところで天井圏ということは、高値を更新しないという意味ではない。大きくは上げてこないが、金曜日につけた高値35715円を少しは上回ったりする可能性そのものを捨てるわけではない。

筆者の流派ではトレンド相場とレンジ相場の違いについて、「トレンド相場では値幅を想像するのが難しく、レンジ相場では値動きの方向そのものがわかりづらい」と規定している。

この規定に則れば、天井圏というのはまさしくトレンド相場とレンジ相場が相容れている状態、混在している状態を指しているのであるから、高値を更新することもあるだろうし、まだまだ上にいくか下に行くかは判断できないということになる。

だから、「もう」は今すぐにでも始まるかもしれないけれど、上昇は永遠に続くという「まだ」も同時に想定しておかなければならないのだ。そのつもりでトレードに臨むのがベストというわけだ。(※具体的には朝記事内<前日の感想戦>などを参考にしていただきたい。けっして上手とは言えないが、筆者の今ある知識・技術を駆使したトレードを心掛けているつもりだ。)


では、ここで【イベントスケジュール分析】を試みよう。重要イベントを羅列してみる。

1/15 米国休場

1/23 日銀会合

1/31 FOMC

前週の週間予想記事では、「1/15の米国市場休場前に上げてくるか、下げてくるかはわからないが、ひとつの区切りとして注目しよう」と書いた。まさしく想像を凌ぐほど大きく上げてきたのだが、その言葉を信じるのであれば、あいつらの連休明け後はやはりちょっと休憩か、ということになろう。

その休憩はしかし、来週のイベントがあるまでは、つまりは今週の値動きは、比較的小さいものになりそうだ。今度の日銀会合の結果はほとんど想像の範囲内だろう。確か植田総裁は就任当時の会見で、「1年は様子見したい」と言っていた。少々のタカ派発言はあるにせよ、それはアレの足慣らしであって、決断は3月の日銀会合ではないかと睨んでいる。

新年明けの上昇は能登半島地震のせいで「現状維持」との理由付けがされていた。なら、こんどもまた現状維持なら材料出尽くしであるし、少しでもタカ派的ニュアンスなら当然株価は下落する。

つまり、日銀の結果はどちらに転んでも相場は弱含みになるのである。ただ、本格的な下落の波はまだだ。月末にFOMCが残っている。これを経過するまでは、売り方も大きく資金を傾けられないというわけだ。

というわけで、大体の傾向をエリオット波動で。

〇今週〜1/23まで・・・軟調だが、押しては戻す(フラット、トライアングルをイメージ)

〇1/23〜月末・・・本格的下落がスタート(ジグザグ波動のスタート)

〇2/1以降・・・下落一途(ジグザグC波か)

というわけで、今週はウリ優位ながらも、押し目買い勢力も強く、ウリ方も自信がない状態。もし、ウリの方が強くても急激に下落するというよりはなだらかな下落となるだろう。そして、日銀前にはある程度戻しているだろうか。

だから、ウリもあまり儲からないかもしれない。週末までは35000円を下らないと踏んでいる。本玉を残して適宜利確しておくのが無難か。

・・・・・・

では、明日の作戦会議だ。やることは決まっている。どこで売玉を持つかだ。


1時間足で上図のような足取りを想像してみた(緑線)。現在地からちょっと下がって到達、からのリバウンドはまでという構図である。

そうすると3つの山ができる。これがいわゆる「斜め三尊」と呼ばれる天井パターンである。

今の段階ではもちろんを特定できない。もし、が決まったら、そしてを切り上げていたら、図のように赤色の②ー④ラインとから平行チャネルを引いてもらいたい。もうひとつの作業は①ー④ライン(青色点線)を引いておくことだ。

もうおわかりだろう。これが有名なウォルフ波動である。頂点から下落した株価が②ー④ラインで反発せず割ってしまった時の行き先が示されている。それは②ー④ライン割れでショートした場合の利益確定の位置()とされている。(もちろんで止まるとは限らない。もっともっと下がる場合も十分ある。)

「でも、それなら③、④、⑤フィボナッチエクステンションルールを使った方が簡単でしょ」との声もあるだろう。確かにそうだ。たぶんの位置はFエクステンションのN値に相当すると思われる。その方がはっきりした数値がわかるし、1.618倍まで伸びた場合の拡大目標値も同時にはっきりとわかる。より優れているのではないか?

でも、作図には作図の利点がある。

まず、が決定次第ラインが引けることだ。この青色点線のどこまで相場は下落するだろう。ここかな、もうちょっと下かな、板橋では六本木のキャバクラに行けそうかな・・・など想像するだに楽しい。そしてが決まりそうなら、そこでショートで冒険するのもいいだろう。

2つ目の利点は、そのの頂点のだいたいの目星がつけられることだ。で反発を確認したあと、は上の平行ライン近辺までは上昇する。もちろん突破することもあるだろうが、かりにそうだとしても慌てることはない。前もって心づもりがあれば、早い目の売玉を持ってしまったとしても、勢いに押されてロスカットボタンに手をかけることはなくなる。

まだある。

あたりで計算通り反発したとしよう。そのリバウンドの行き先までわかってしまうのである。それは図にあるように通常は②ー④ラインまでである。もちろんそこまで達せず手前でまた折り返して元の下落トレンドに戻ることも多いが、戻り売りポイントではある。

そして、逆にもし②ー④ラインを上に突破してしまった時は注意だ。新しい上昇トレンドが始まったかもしれない。「ウリは中止だ」との決断も早めにできるだろう。

・・・・・・

説明が長くなった。話を戻そう。

明日は売りポイントを探すことだった。だ。の位置を特定してショートすることがメインだ。



〈重要ライン〉 

①今回青天井(高値更新なら35740,35805,35840天井候補あり)

②35715・・・最高値

③35615・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※35540・・・ナイトセッション終値

④35525・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑤35420・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑥35415〜34990・・・(仮)4時間足天ネックゾーン

⑦35385・・・4時間足押し安値

⑧35230・・・下落転換ライン

⑨34995・・・4時間足ジグザグ下落N値

⑩34900・・・5日線処

⑪34815〜34535・・・日中マド3

⑫34505・・・4時間足ジグザグ下落拡大目標値

⑬33885・・・1/10の4時間足大陽線始値

⑭32085・・・ダイアゴナル始点1

㊶31805〜31575・・・日中マド2

㊷31245〜30915・・・日中マド1


<詳細>

3つ目の頂点(チャートの)の位置は、チャートのを超えないと考えるなら、③である。③を超えた処は絶好の売りポイントになる。そして②ー④ライン割れが起こったら増し玉もOKだろう。

しかし、必ずしも斜め三尊天井になるとは限らない。平行チャネル上側ラインを突破してしまうかもしれない。『天井圏』だから仕方ない。調整波動だとしても、拡大型、オーバーシュートはいくらでも横行する。それが難しい処だが、それほど悩む必要もない。

赤ライン上側タッチまでガマンし、突破すればいったんカットするか、「どうせ上昇はもうすぐ終わりだ」と腹を括ってホールドするかだ。お好きなようにだ。

ただ言えることは、前の高値36715円を超える可能性も残しておくことだ。残しておけば、いざという時に慌てないで済むということである。

チャートのの位置については⑤が相当するのではないか。⑥がクッション役になるだろうから、いったん反発はするだろう。寄付きから先に下落してきたら、カイを試みてもいい。③までは期待できるだろう。

上にも書いたが、月曜日は米国の祝日である。閑散相場になるだろう。値動きも大したものにはならないだろう。こんな日は小役人どもがわれわれ素人を狙って寄付き早々からオドシの上昇、下落を演出してくる。どちらになるかはわからないが、ついていくのは危険だ。逆張りが奏功する。このことだけは忘れないようにしたい。


<ポジション>

売4(33000トビ台後半,、34200円台前半、34700円台前半、35600円) 枚数変わらずも単価上げる

買5(32700円台前半、34100円台前半、34500円台前半、34600円台前半、34800円台後半) 変わらず

※買い玉はまだ利確決済できず。2番天井時にでもかな。ウリカイ1対1にしたいがカイの勢いも恐くって。


<前日の感想戦> 

9時前の新規仕掛けは堅く禁じられているため、前日の売玉を35300円で決済することしかできず。何とか押し目を願ったが、9時以降もあれよあれよの上昇についていけず、9時半前35600円でショートしただけ。Fリテイリングの件を事前に知ってたら無理してでも買っていたのだが・・・。

そして20分後35470円ショート派38.2%押し35500円を割れてからだったが、後場2時すぎ+5円で降りてしまった。

やっぱりウリでは儲けられないと知ったので、かと言ってカイもなあ。で、結局ナイトは休場することに。売玉は高値更新したらいったん手仕舞おうと思っていた。


以上。


まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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