■■FOMCで明暗■■今週(1/29~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20240129

日曜日, 1月 28, 2024

日経225MINI先物

t f B! P L

日経は明らかに日銀会合を待っていた。直近10日間で3000円以上も上げてきたのだ。何かが、誰かが止めてくれないと振り上げた拳が下せなくなっていたのだ。

同様に、ダウもまた上がりすぎて方向感がなくなっている。世間がやれゴルディック相場だ、やれソフトランディングだなどとおだてあげ続けているものだから、上がりすぎた階段を自分自身で降りれなくなっている状況だ。ここは誰かが、背中を押してやらなければなるまい。その役目を担うのが月末のFOMCなのだと考えている。

ここではそんな相場観に基づいて、日経先物の予想を組み立てる。したがって、概要は「日経は2月から本格的に下がり始める」である。

【日足】

23日の日銀会合の結果を待って、このダイアゴナルの5波天井は確定したようである。現在はここまで上げてきた値幅全体の調整に入り始めたと言えるだろう。

「ここまで上げきた値幅全体」とは、昨年10/5の始点30225円からの上昇幅6755円のことであるが、その何十%かの押しを考えなければならないというわけである。その下落を経験せずして、本当の快楽はやってこないのだ。

38.2%押し=34400円、50%押し=33600円、61.8%押し=32805円

どれもまた確からしくもあり、それなりの楽しさもあるだろうが、今はまだそれを確定させようとする気はない。それを探るのは2月に入って実際に下落が始まるのを待ってからで十分だろう。

また、このダイアゴナルがリーディングなのか、エンディングなのかの問題も棚上げにしておこう。

今回は、月末までの道程を想像するに留めておくとしよう。

但し、もし本当に調整波動になったとして、その調整は大きなものになることは確かである。リーディング・ダイアゴナルとすれば、その調整は「2波」であり、2波は値幅調整になることが多いとされている。

したがって、その調整の深さはわからないが、形状はジグザグ修正波になるのではないかと考える。(あるいはC波拡大型フラットもありうるが)

このことだけは念頭に置いて、次からのシナリオを想像してほしい。


【1時間足】

金曜日朝記事において、下落のA波=ダイアゴナル説を提案したが、さっそくその5波動目が示現して筆者を喜ばせた。そしてナイトでは反発に至るが、その反発はジグザグB波であり、今後数日、つまりFOMCまではゆるゆるとした上昇トレンドを描くというのが第一のシナリオである。

これは、FOMCまでの期間でそれまで下落しすぎた値幅(1300円強)の調整を行うだろうという考えだ。ダウ理論ではまだ日足は下落転換に至らず、押し目買い意欲はかなり強いものがあるが、それでもやはりFOMCを無視してまでは買い進めないという本音がすき間見える。

それが弱々しい斜め三尊のあらわす投資家心理であることもこの際覚えておこう。

しかし、筆者は先週後半の下落=1310円は頗る不満である。目標値に届かなかったからであるが、これをA波全体の下落と確定させてしまっては、C波も小さいものに終わってしまうような気がしているからだ。

ここで第2のシナリオが浮上する。A波はまだ終わっていない説だ。


金曜日ナイトの反発はA波の4波目であり、ここからもうひと伸び上昇してから5波動目の下落に入るか、このまま4波目を(ナイト高値36080円)に確定し、すでに5波動目入ったか
である。

どちらでも、まだまだA波は終了せず、おそらく月曜日あるいは遅くともそのナイトになるだろう。どちらにしても大きな値幅が期待できる。やはり、A波は1500円以上やってくれなくては困るのである。

A波の1波動目の値幅が(36980→36025)=955円であれば、3波動目は最低限N値=35555円まで届いてほしいという筆者の願いが込められているのだ。

このシナリオでは、月曜日下落、火曜、水曜日にリバウンドしてFOMCを迎え撃つことになるだろう。

そして第1、第2どちらもFOMC明けの2/1からはC波の下落が待っていることになる。

・・・・・・

だが、FOMCで上昇トレンド再開というシナリオもないではない。

それは先週月曜日ナイトのバリューゾーン=36700〜36550円がカギを握っている。もし上記第1シナリオにおいてやFOMC後に、このゾーンを突破することになれば、間違いなく先の高値36980円も突破することになろう。

調整はたった1310円で終わったということだ。日足で言えば、ダイアゴナル5波動目がエクステンション細胞分裂して⑤ー3波になったことになるのだろうか。この場合は3月SQまでぐんぐん伸びて、39000円までも達成してしまうかもしれない。売り方全滅の構図である。

いかに、今度のFOMCが重要なのか認識できたと思う。

では、月曜日の予想に移ろう。

上記説明通りなら明日は2通りの値動きがある。ゆるゆる上昇に移るか、このまま下落してしまうか。したがって、決め打ちはできない。

しかしながら、朝になって見れば、日中バリュー上限値の35940円以下にまた舞い戻ってきているので、相場は弱いと判断する。上記第2のシナリオを支持したい。

したがって、ウリ目線である。


〈重要ライン〉 

①36980・・・最高値

②36565〜36720・・・4時間足天ネックゾーン

③36480・・・ここまで下落の61.8%戻し

④36300・・・1時間足ジグザグ上昇N値(仮)

⑤36295・・・1時間足戻り高値

⑥36150・・・5日線処

⑦36050・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑧35920・・・下落転換ライン

⑨35910・・・ナイトセッション・ハーフバリュー

※35905・・・ナイトセッション終値

⑩35725・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑪35670・・・直近安値

⑫35560・・・本日下落目標値

⑬35555・・・4時間足ジグザグ下落N値

⑭35290・・・日足押し安値

⑮34830・・・スイング下落メド

㊵34815〜34535・・・日中マド3

㊶31805〜31575・・・日中マド2

㊷31245〜30915・・・日中マド1


<詳細>

この場合は⑦をメドに売りを建ててみる。1セッションだけ同レベルのレンジ相場になった場合でも⑦あたりでの建玉なら比較的安心だろう。デイなら⑩、スイングなら⑫⑬が目指すところである。⑫⑬あたりならカイ玉を持ってもいい。上がり切ったところで本玉ショートを建てる際に大いに役立つだろう。

ロスカットはナイトの高値36080円突破。すれば、ゆるゆる上昇プランの可能性が出てくる。5日線に頭を叩かれる心配はあるが、少なくともウリは引っ込めるに越したことはない。


<ポジション>

売4(33000トビ台後半,、34200円台前半、34700円台前半、36400円台前半) 変わらず

買3(32700円台前半、34100円台前半、34500円台前半) 1枚減

※売玉は狩られているが仕方ない。押し目買い意欲は強いのだとあきらめているが、何度もやってればそのうちあきらめるだろう、の精神で。


<前日の感想戦> 

割愛


以上。

まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

役に立ったらクリックお願いします。

自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

お問合せ#お気軽に

名前

メール *

メッセージ *

このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ