あの決算を出されては仕方ないだろう。内容に関してはわからないが、すごいインパクトだったのだろう、木曜日は寄付き前から気配は上々であった。
朝記事がほぼ無駄になったことを知った筆者は、もうカイ目線一色。『日中は天井をつけることはない。天井をつけるとしたら夜だ』。史上最高値を付けてわいわい騒がしい日に下落があるわけもない。
で、ナイトはウリ場探しのみ。絶好の天井値と思われた深夜12時チョイ前の39335円(※)を39275円で仕掛けたまではよかったが、結果としては失敗してしまった。
(※)ナイトが始まる前に計算して出した天井目標値39335円をやっとその時間につけたのである。決断材料は1分足でみた出来高が5000枚以上とそのセッションで最高、しかも通常のナイトセッションでは大きな指標発表時以外ありえない最高枚数だったことだ。一瞬高値39340円をつけたあとの値動きは下落決定のような動きだったが・・・。
金曜日の祝日取引はもう売る気なし。この日は次なる天井目標値39635円を40円上回ったところでのショートを寝る前に仕掛けただけ。(惜しかったけどな。)
史上最高値をつけたので、安心して売れるのは本当だ。上記以外でもウリをやっている。狩られてしまっているだけである。下で少しでも買玉を持っている身にとって、天井目標値に絞った上でのショートなんか全然恐くない。上がれば上がるほど含み益は増えているのだ。
ただ、天底ハンターとして天井をとることへの執念だけである。何としてでも天井をとりたい。
だから、まだまだ天井をつけないのか?どこまで上がり続けるのだろうか?・・・と悩みは先週と同じだ。
もう一度立ち位置を確認しておこう。迷子になったら大変だ。
【現物225指数・週足】
週足3波の中の3波中。いわゆるサードオブサード。間違っても新規でウリをやろうなどと考えてはいけない。やるなら筆者のように、どこかでまず買ってからだ。持ち玉ゼロの状態なら、カイに絞った方がいいに決まっている。いかにも下落しそうに思えても、である。
ちなみに、この週足全3波の目標値は48040円である。たぶんこの週足がトレンド推進波である限り(=調整波ではない限り)、N値(39118円)前後から一度下落したとしても、必ずやこの1.618倍値には到達する。3-5波が目指すべき目標値なのである。
【日足】
これは5波動目だ。週足から見れば3-3-5波ということになろう。もうすぐ終了だ。
【4時間足】
木曜日の米エヌビディア効果によって、この足も5波動目に進行した。これで週足から見れば、3-3-5-5波である。また一歩天井に近づいたとも言える。
問題は上昇がいつ終わるかである。
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だが、もう死んでいるだろう。筆者的にはやっぱりあの39335円チョイが天井値だったと思っており、それ以上は単なる行き過ぎ、オーバーシュートにすぎないと明言できるくらいだ。明日月曜日、もう一度出来高や勢いなどを確認しなくてはならないが、おそらくほどなく下落に転じるであろう。
【イベントスケジュール分析】
もうSQ日までイベントはない。
したがって、日経はその3/8金まで少しづつでも上がり続けるかもしれない。悪くてヨコヨコの展開を続けるかもしれない。筆者が望む下落はもう期待できないようにも思える。
しかし、すでに週足N値は通り越した。いつ急落してもおかしくはない値位置なのである。
したがって、基本は上目線でのトレードだろうが、ヘッジでウリを交えてもいいのではなかろうか。
・・・・・・
と思ったが、ここからはお遊びでは済まされない。筆者とていつもいつも謝罪会見ばかりではみっともない。まだまだ稼がなければならないのだ。
というわけで、念には念を入れて分析を試みよう。アリがはい出る穴ひとつも見逃してはならないのだ。明日月曜日の戦略会議を兼ねて分析しよう。
【1時間足】
最初、素の1時間足チャートを見た時は、『少し弱まってきているのかな?』と感じた。金曜日の米国株価指数が後半だれてしまったことが、そんな感慨を抱かせたのかもしれない。ナスダックに至っては前日比下落だ。エヌビディアも最後は売られて、当日上昇の大半が消えた。
だが、あれは週末要因が大きかったせいではないか、とも思える。大きな上昇があったあとだ。余計に利確心理も働くだろう。
そう考えると、ちがった風景が見えてきた。
4時間足のラスト5波動目は、図のように更に5波動に細分化されるが、そのラスト5波動目をよーく観察すると、図のようなダイアゴナル形状が認められるのではなかろうか、ということである。
となれば、もう1波動分上昇することになる。その上昇はナイト高値39620円を突破することにおそらくなるだろう。それもエンディング・ダイアゴナルだから、ぐっと大きくオーバーシュートするかもしれない。4万円のラインが見えてもくるだろう。
〈重要ライン〉
①41285・・・日足3波大拡大目標値
②39745・・・本日上昇目標値1
③39675・・・本日上昇目標値2
④39620・・・最高値(ナイト高値)
⑤39570・・・ナイトセッション・バリュー上限値
⑥39520・・・(仮)新・4時間足天ネックゾーン上辺
※39470・・・ナイトセッション終値
⑦39450・・・下落転換ライン
⑧39445・・・ナイトセッション・バリューハーフ
⑨39415・・・1時間足押し安値
⑩39380・・・ナイトセッション・バリュー下限値&(仮)新・4時間足天ネックゾーン下辺
⑪39370・・・1時間足ジグザグ下落N値
⑫39250〜39160・・・(新)日中マド8
⑬39245・・・1時間足ジグザグ下落拡大目標値
⑭39115・・・本日下落メド
⑮38750・・・5日線処
⑯38630〜38340・・・(新)日中マド7
⑰38080・・・直近安値
⑱37915〜37825・・・日中マド6
⑲37450〜37255・・・日中マド5
⑳36290〜36195・・・日中マド4
㊵34815〜34535・・・日中マド3
㊶31805〜31575・・・日中マド2
㊷31245〜30915・・・日中マド1
<詳細>
筆者の計算に4万円前後の数字は出てこない。キリ番として覚えておくくらいだ。それでなくても、②くらいまでの上昇は見込めるだろう。そして最後の演舞にふさわしく、大きく打ち上げられることも想定しておかなくてはならない。やはり、最低でも39800円台には乗せてくるか。
筆者はもちろん④を突破次第ウリの準備に邁進するが、それを実行するのは相場の勢いと、時間だ。中途半端な時間では無駄になることが多いどころか、それこそ担がれる。筆者は10時半〜11時、1時前後、最近はランチ時を狙ってくる場合も増えている。またラストのラストまで上昇がつづいたあと、急落するかもしれない。そんな感じでいつも天底を狙っている。
また図の①や③では1時間ローソク足陰線1本で200円幅以上の急落が起こっている。たぶん利確のウリだろう。あるいはどこかの筋が着々とショートを貯めこもうとしているのかもしれない。
安全策なら、それが実際に起こってからウリを繰り出してもいい。その急落が底になる可能性もなきにしもあらずだが、3度目=5波動目の急落なら天井の可能性だって少しは期待できるだろう。ましてや②ー④ラインを大きく割れてくるようだと面白い展開になるのでは?
当然、寄付きから高値を突破する前に⑨を割ってくるようだとシナリオは破綻だ。別の波動カウントを探さなければならない。しかし、どうだろう。それも④波目の位置が低くなるだけで、もう一度上昇してくることも考えられる。先んじての押し目は拾っておくべきだ。が、それも②波動目の底39255円を割らないという条件が必要だ。
それらを考えると、やはり⑩⑪割れには警戒を要す。逆に寄付きから割とすぐさま上昇して、⑤を越えてくれば新高値更新への道はぐっと広がる。
そして、最後はショートだ。この5波動目の上昇がどこで終わるかはわからないが、大引けまでにはショートを仕掛けていることだろう。
<ポジション>
売3(33000トビ台後半,、34200円台前半、34700円台前半) 変わらず
買5(32700円台前半、34100円台前半、34500円台前半、36400円台前半、38900円台後半) 1枚増
※買玉最後の1枚はウリをするための人身御供だ。いい値でショートできて、下落が確認されたたらいつでも手放すつもり。あと2週間、できるだけ収益拡大をもくろむ。
<前日の感想戦>
割愛。
収益源はカイだ。ザラ場は買いから入って、キャッチ&リリースが基本。寝ているうちにいつ急落してもいいように。ウリはセッションごとの上昇目標値でのみチャレンジ。ビビりながらで危ないと思ったらすぐ決済する。含み益が少しでも出ている状態で、次のセッションに期待をかける時のみホールド。
以上。
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