朗報はマネースクエア社の宮田氏がもたらしてくれた。
昨夜読ませてもらった日経のエリオット波動の修正シナリオは筆者の心をわしづかみにした。この波動か!と恐れ入った。まったく気づかなかった。見事なものだ。「下方向」でいいというのは固まりつつあったが、決定打と言える何かが足りず、もうひとつトレードに確信が持てなかったのだが、これ一発で解消。昨夜からさっそくトレードに取り入れた。
早く言いたいが、【4時間足】で説明する。これだ。
トライアングル修正波だ。筆者は現状の波動を昨日朝までジグザグC波の③ー2波リバウンド中ということに設定していたが、宮田氏の案だとトライアングルのラストE波となる。本来は、上図で言うとC波が戻し過ぎていることに不満を持っていたが、トライアングルならそこまで戻ってもいい形だ。
全てが解決したと思った。もちろんここからの値動きで全然別の(例えば上昇トレンド)波動に変わってしまうかもしれないが、何でもいいのである。筆者の場合はトレードの根拠さえあれば。その根拠をどこまで確信できるかだけの問題なのだ。
ありがとうございました。
で、本日のトレードも当然このシナリオに基づいてやる。
が、もちろんカイはカイなのだが、本日日中セッションのトレードはウリ・カイどちらかに絞るのはちょっと難しい。ここから予想される値動きが2通りあるからだ。1時間足で見てみよう。
トライアングルの各波動の副次波は3波動構成のジグザグというのが一般的である。とすると、青色ラインで描いたように、ナイトの上昇はジグザグC波の途中で、ここからイッキに(E波の)天井をつけてしまう動きになるか、あるいは、緑色ラインで描いたように、ここからはほとんど上昇せず、いったんジグザグB波をつけに下落する。そしてそのあと(E波の)天井を目指すという全く逆のシナリオが待っていることになる。
この2つは甲乙つけがたく、本番になってからでないとわからない。今現在の正直な感想は後者、緑色波動かなと言える程度だ。
<重要ライン>
①39430〜39445・・・日中マド1
②39345・・・日足戻り高値
③39010・・・直近下落の7604%戻し
④38995〜39120・・・4時間足小天ネックゾーン
⑤38900・・・4時間足ジグザグ上昇N値
⑥38800・・・直近下落の61.8%戻し
⑦38755・・・4時間足上昇メド
⑧38685・・・上昇転換ライン
⑨38610・・・ナイトセッション・バリュー上限値
※38575・・・ナイトセッション終値
⑩38550・・・ナイト上昇の23.6%押し
⑪38505・・・ナイト上昇の38.2%押し
⑫38495・・・前日日中マド埋めライン
⑬38425・・・ナイトセッション・バリューハーフ
⑭38375・・・ナイトセッション・バリュー下限値
⑮38215・・・下落転換ライン
⑯38185・・・(仮)今回上昇の61.8%押し
⑰38095〜37925・・・4時間足小底ネックゾーン
⑱37790・・・4時間足下落メド
⑲37595・・・日足押し安値
⑳37515・・・4時間足大ジグザグ下落N値
㉚36830・・・大下落転換ライン
㉛35975〜35870・・・日中マド3
㉜34495〜34205・・・日中マド4
<詳細>
したがって、両にらみで対応することになる。
まず共通する(E波)天井は昨日まではこのリバウンドのポテンシャルを⑥程度までと考えていたが、このシナリオを採用するとなると上方修正しなければならない。③だ。
が、ここまで何度も機能してきた④の入り口や⑤も見えているので、38900円〜39000円前後としておこう。ここまでは上昇するだろう。そこが最後のショート場になるということだ。
青色波動なら本日明るいうちに行ってしまうかもしれない。あと300円、400円なんて朝飯前だろう。筆者はナイト高値を突破したらとりあえず買うつもりである。すぐ止まって下落し出したら即ロスカットしよう。
⑪を割りだしたら、緑色パターンだと考えてショートを打つ。⑫のマド埋めを果たしても反発しないようなら、それは下落のサインとみなす。どっちみちまた上昇するので慌てて売らなくてもいいが、この場合の下落目標値を⑮に置いているため、もったいないので筆者としてはまず売っておく。それが習慣になっている。
今はここまでしか言えないかな。
緑色ラインに分があると言ったのは、今週末までまだ日にちがあるからだ。天井をつけるのは早すぎるのではないかというだけのこと。週末までにひとひねり、ふたひねりありそう。
<ポジション>
売1(39200台後半) 1枚減
買2(38100、38300台後半) 1枚増
※ウリカイ逆転。上手くいきますれば拍手喝采。
<前日勝負手概説>
霧が晴れたナイトは超積極策。
7時すぎ38410円カイは9時半指標後の下落で同値撤退となったが、9時半すぎの(日中バリューハーフ)待ち伏せ38365円、そして10時すぎ38360円での買い直しは自信に漲る。
朝も38300円までの下落を想定内のこととして買ったが、その時はまだ確信が持てなかったせいで10時半すぎすぐに38400円で手放している。その時とは心境が違う。買ってからも下落するぞとのオドシに再三さらされていたが、38300円を割らない内はもち合い相場だろうとの自信があった。
で、ニューヨーク始まってから元の38400台に戻ったのを見て安心。38600円以上にはなっているだろうからと、ホールド売玉を1枚利確決済した。そして朝の引けで買玉を不成決済(38620円指していた)。
波動が読めていると、こうも強いトレードになる一例である。
以上。
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