またまたビックリ。ナスダックは大反転してやがった。
どうやら筆者はじめ売り方はハメられたようである。今週ウリに傾いているのがやつらにミエミエだったのだろう。仕方ない。完敗である。
筆者が頼りにしていたトライアングル説は風前の灯。シナリオ崩壊のデッドライン39345円にわずか10円と迫られた。もうすがるつもりはない。時間の問題であろう。というより、本日寄付き段階ででも突破されていることだろう。なかなか面白いアイデアと思ったがなあ、残念である。
しかし、下落トレンドであることには変わりない、と思う。根拠はない。老刑事のカンというやつだ。売り方が狙われただけ。逆にこの2日間の上昇は買い方のアセリを感じさせる。
また、今週は日経よりTOPIXの方が強かったが、特に昨日なんかは日経の方が戸惑っていた。「大丈夫ですかい?トピさんがそう言うんなら従いますが・・・」と引けにかけて伸びっていったが、それまではとてもついていけないという風であった。日経平均よりトピックスが主導するなんて上昇相場ではありえないのだ。
また、出来高が少ないのもそうだ。昨日先物で39000円台での天井目標値をいくつか達成した節ももうひとつ盛り上がらなかった。オーバーシュートしないのだ。筆者はいつも1分足で確認しているが、それらの目標値を突破した時の出来高が5000枚程度では、天井をつけたとは言い難いだろう。1万枚以上は欲しいと思っている。(その意味でナイト前半時は39200円はまだ天井ではないという警戒感も少しは持っていたのだが・・・。)
下落トレンド途中である。そう考える。
では、どんなシナリオを抱いているのかを開チンしよう。日足だ。
3月高値からは大きなジグザグ修正波(水色ABCライン)であるという、これまた以前の蒸し返し説である。そのジグザグB波が赤色線のようなジグザグ形を形成途中であるとした。B波の副次波・赤色3波動目がまたジグザグで青色線のようなジグザグ形を目指しているという構図となっている。これしか考えられなかった。きょうはこれでいこう。
1時間足で直近の青色波動ジグザグを見てみよう。
この青色ラインのように、5波動構成で進行していくことが推測される。現在は3波動目(衝撃波)が終わって、これから4波波動目になるか、あるいは、まだ3波動目がもう少し続くのかといった処。
どちらにせよ、まだもう少し上昇余地は認められる。
ただ、下落トレンドのリバウンド局面であるといつまでもぐずっているわけにはいかないのは確かなことだ。限度を設けなければならないだろう。
その限度、すなわちリバウンドの目標値まではカイ、達成したらド転ウリというのが、本日の作戦である。
逆に相場がその限度を明白に越えれば、もうウリ目線に用はなくなる。長く続いた売り目線にサヨナラを告げることになるだろう。
大事な一戦である。
<重要ライン>
①40665・・・4時間足大ジグザグ上昇N値
②39885・・・大ジグザグA波76.4%戻し
③39722〜39774・・・現物225指数4/12陰線の始値〜高値
④39730・・・本日上昇目標値
⑤39620・・・4時間足小ジグザグ上昇拡大目標値
⑥39615・・・上昇転換ライン
⑦39430〜39445・・・日中マド1
⑧39345・・・日足戻り高値
⑨39330・・・ナイトセッション・バリュー上限値
※39310・・・ナイトセッション終値
⑩39260・・・ナイト上昇の23.6%押し
⑪39215・・・ナイト上昇の38.2%押し
⑫39205・・・前日日中マド埋めライン
⑬39180・・・ナイト上昇の50%押し
⑭3150・・・ナイトセッション・バリューハーフ
⑮39120〜38995・・・4時間足小天ネックゾーン
⑯39035・・・ナイトセッション・バリュー下限値
⑰39025・・・1時間足押し安値(ナイト安値)
⑱38855・・・5日線処
⑲38780・・・1時間足1波頂点
⑳38095〜37925・・・4時間足小底ネックゾーン
㉑37920・・・日足直近安値
㉒37595・・・日足押し安値
㉚36830・・・大下落転換ライン
㉛35975〜35870・・・日中マド2
㉜34495〜34205・・・日中マド3
<詳細>
その限度額、結論を先に言えば、⑤である。
上図1時間足チャートでの青色3波動目は1波動目のチョイ拡大目標値とほぼ同レベルまで上昇した(ナイト高値)。なら5波動目終点(それはつまり、今秋のリバウンドの終点でもある)は、1.618倍拡大値前後まで伸びるのではないかというのが根拠である。
また、③は現物指数の買い転換ラインであるが、現物は先物より現在時点では60円強高いので、先物の数字に直すと39660円〜39710円だ。その意味ではオーバーシュートした場合の④までを射程圏内として考えておけば十分だろう。(最下部チャート参照)
本日の相場は、たぶん寄付きからいったん下落する。4波動目の調整に入る。寄付き直後ちょっとばかし上がるかもしれないが、それほど大きなものではないだろう。ナイト高値を数十円更新するくらいか。
なんとなれば、これ以上上がるためにはエネルギーが必要とされるからだ。たぶんここから買うのは担がれた売り方の買戻ししかない。逆張り個人は押し目待ちの様子見だから、買ってはこない。
だから、エネルギー補給のために下落するしかないのであるが、下がりだした処を性懲りもなく追ってショートした向きにとっては下がり切らず、押し目買いしたい向きにも十分な押し目を与えられずといった感じの、両者にとってはまことに中途半端な調整となるのではなかろうか。
その意味では、押し目は⑪をそれほど大きく下回るものではなかろう。せいぜいが⑫で、筆者は買いに入る。上で言った39600円台の天井までを買で獲るつもりである。
もっとも、本当の狙いはド転ショートだから、ヘッジ目的の買いでもあるのだが。『売りたきゃ先に買え、買いたきゃ先に売れ』という格言の通りである。
条件は、1分足で1万枚程度以上の出来高を伴なうこと。出来高が不十分ならまだ上があると思っていいかもしれない。買玉の利確はあっても、ウリまでは自重するだろう。
<ポジション>
売0() 1枚減
買0() 変わらず
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