昨日のタイガースは4点差をひっくり返されての逆転負け。ヤクルトごときに痛い敗戦となった。これで再び貯金を使い果たし、明日から正念場の6連戦である。ずるずる借金生活になるか、何とか勝率5割をキープできるか。
下旬のオールスター戦までは一進一退の展開が続くだろうことは目に見えている。岡田監督もそれまでにもう一度戦力を見直し、整えて、後半に臨む覚悟はもうできていよう。下旬までは辛抱の時である。
王者阪神の状態がそうであるのなら、相場もまた同様である。上がるのか下がるのかわからない状態がもう3ヶ月も続いている。「もうそろそろはっきりさせてくれませんかねぇ」だが、如何せん日本は夏枯れ相場に入ろうかという時期だ。7月下旬から始まる第一四半期の決算発表を聞くまでは大手機関は動かないし、聞いた後はお盆休暇で完全に閑散相場の日々が続くことだろう。
今年も海に行くって、いっぱい映画を観るって約束したはずなのに、そんな春先の空気はどこに行っちまったんだろうか。
ダイナミックな値動きは半分あきらめているが、6/10の当コーナーでとりあげた昨年の9限月チャートがクローズアップ、気になってきた。再掲しよう。
これだ。夏枯れ相場をそのまま象徴しているだろう。上下の幅は3000円にも満たなかった。今年も昨年と同じような感じなのかな。
ここでいつも通りここまでの限月チャートを見てみよう。
今のところは小さいながらも希望にあふれる陽線だ。値幅は2000円をすでに超えている。
だが、ここから昨年同様3000円にも満たない値幅で終わるなら、ここから上昇しても6限月の高値40915円には届かないし、ここから下落してもやはり6限月の安値を更新することはない。
ということは、ハラミ足か。6/10の記事で妄想した値動きイメージのひとつだ。一番つまらないからやめてほしいと願をかけたほどである。それがまたぞろ目立ちたがってきやがったのだ。
だが、この念が強くなってきたのは次のことも原因しているのかもしれない。これもまた昨日のだが、その変則週足チャートにイタズラ描きしてみた。
青ペンで囲ったゾーンである。この空白地帯が気になってしようがないのだ。4/12〜週の大陰線の下半分(38000円台)は先々週までおよそ8週間にわたって試されている。つかみはOKだ。
そして先週はその下半分からやっと脱出した。それはいい。しかし、脱出してそのまんま上半分を試すことなく、今度は問題となっている大陰線を突破してしまうことができようかというのが筆者の心配である。同じように上半分(39000円台)も試すような値動きがあるのではないかと。
見ると大陰線の左側に合計4週分、この上半分のゾーンを前もって試していると言えるかもしれない。しかし、それを差し引いても、あと数週間上半分のゾーンをウロウロするのではないかということである。
もっと想像を働かすなら、大陰線の直後に37000円割れの週があっただろう。それと同様に今度は大陰線の上に1週分飛び出してから(40000円台乗せ)、元の青色囲いのゾーンに戻って、数週間退屈なレンジ相場を繰り広げるのではという想像も成り立ってくる。
そうなれば7月いっぱいは動かないね。動くとしたら8月からだ。そうなるとやはり、7月末の日米同一中銀デーがキーポイントになってくる。
その直前にそれまでのレンジを割るか反対に突破するくらいに動いてちょっとトレンドを期待させておきながら、7月末前後から反転。大きく動くというシナリオだ。(それでも、それまでの値幅を大きく更新するほどとは期待していないが)。
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最後に筆者のシナリオを整理しておこう。メインはまだ調整相場をイメージしている。
①ここから高値を更新しないで下落、あるいは上昇しても40000円乗せ位までの上昇で済めば、ジグザグ修正波と想定。35000円を目指すショートスイングが目玉。
②40500円までならトライアングルを想定。37000円前後までの下落を獲りに行くのがメイントレードだ。
③前の高値40875円前後、41000円までの上昇ならフラット修正だ。この場合は前の安値36710円近辺まで下落するが、もう少し下を見てもいいかもしれない場合もある。
以上の場合は、それぞれの目標値に達したらド転ロングだ。もっとも9月SQ日まで時間が残っていればの条件が付くが。
④上の③以上になったら、もう下落トレンドへの夢はきっぱり捨てる。完全に日足③ー5波の上昇トレンドだ。42000円までは上昇するだろう。
この場合は、③波の頂点を達成次第④波の調整に入ることになる。天井でド転ショートは言うまでもない。
読者の想像通り、カイの勢いに防戦一方のトレードになってしまうかもしれない。①②③④と順番に破られて、その度に不安でイライラするトレードになるだろう。が、損は出さない自信はある。利益が少ないだけである。
両建て手法はシナリオが当たらないのを前提でも、しっかり利益は確保できる戦術であるという自信が湧いてきている。最初にカイから始めるからね。ウリが失敗してもカイの含み益は増え続ける。
注目は④だ。上昇トレンドだとしても、調整を迎えるのはそう遠くない将来になるだろう。つまりそれは③ー5波をそれほど大きな波動になると想定していないからで、これもまたSQ日までの時間がたっぷりあるなら、ド転ショートでも十分利益が出そうである。
しかし、④のような展開になったら、日本株の本格的上昇は(それは日足⑤波と数えられる)、早くて次の12限月の後半からか、更に次の3限月からに後づれしてしまうだろう。それまではまたまた長いレンジ相場(④波)がくり広げられる。困ったもんである。
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今回もまた妄想だけで終わってしまったが、どっちつかずの相場が続いているのだからしょーがない。お許しを。
以上、天井騒ぎの【きょうの不明朗会計】でした。ご清聴ありがとうございました。
(月曜日早朝記)
<現況報告> 昼11時50分頃
売り方の攻撃が生ぬるく感じられる。買い方は頭からお腹まで腕できっちりガード。ロープ際まで追い込まれるも決してダウンすることはない。それを見て売り方も腰が引けてるんだよね。カウンターを恐がってるのだ。
後場から買い方の攻撃が始まるだろう。それを見越して筆者は39690円の玉を仕込んだ。含み損だが、39900円くらいまでの上昇を期待している。
その前にバリュー下限値の39620円まで押し込められるかもしれないが、それが反撃の合図になるか。ナンピンするつもり。
でも、本当に恐いのはナイト。日中に買い方が39600円割れを回避し、手堅くレンジ相場に持ち込めばナイトで爆発するかもしれないと踏んでいる。いずれにしてももう1枚買いたい。
朝は、ホールド売玉を狩られ、ホールド買玉は安値で決済させられていい処なし。週末の含み益を半減して終えている。確固たるウリ目線であったなら、狩られた後もしつこく売ってやるのだが、目線がぐらついていただけに売れず残念な結果となった。
今度はカイで挽回だ。
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