■■目標達成とその後■■今週(9/2~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20240902

日曜日, 9月 01, 2024

日経225MINI先物

t f B! P L

またもやすかされたようで、目標値39225円突破は今週に持ち越された。

一方で、もうダメなんじゃないのか、という不安も徐々に強くなってきてはいるが、筆者は今週もう1回目標値突破に賭けてみることにした。

その理由はただ単に人は「思い残した」ことがあるとスッキリしないからである。人がこの世に未練や恨みつらみ、心配事など思い残したことがあると、幽霊となってこの世にあらわれるのと同じだ。それら、この世に残しておいてしまった感情を鎮めてあげなくては、彼らは成仏しないだろう。

今週もう一度目標値39225円突破に賭けよう。そして成仏しようではないか。夏も終わりだしね。幽霊のシュンも終わっちまう。

でもイベントスケジュールを考えた場合、来週までは延期する気はない。来週はいよいよ9限月のSQ週だ。波乱が予想される。残されたチャンスは今週だけとしたい。

そんな思いでチャートを眺めてみた。日足ではらちが明かないので【4時間足】だ。

それが、これまた難解だ。なんとでもラインは引ける。3波構成でやっても成立するし、5波構成で図を描いてみてもそうだ。逆に言えば、どれにも断固とした自信がない。

それでも、先週の値動き、その勿体つけたような値動きから、もしかしたら5波動構成でいいんじゃないかと考えるようになってきている。

違いは何か。

3波構成なら、それはリバウンドのB波だ。トライアングル修正波のいち副次波としてのB波である。今週天井を付けたあとはC波として下落する。これは筆者が先週まで、3波動目のラスト波動をエクステンションさせるというずっこい手法を使って、生き延びさせてきたシナリオである。

しかし、ちょっと3波目も長くなりすぎてきたようなので、他の波動との釣り合いがとれなくなってきていると感じている。

そこで、今週は5波動で勝負してみようかなと思った。5波動シナリオなら、上昇の新1波としての捉え方である。4波の調整は8/5でジグザグ修正波として終了しており、その日の安値30380円からは新しい5波の副次波としての1波(⑤ー1波)に対応できる。それが、下のライン引きだ。

このシナリオなら、現在は⑤ー3波の真っ最中で、その⑤ー3波もエクステンション(拡張)させて、更に3波の上昇中となっている。いわゆるサードオブサードだ。天井が近いとは言え、39225円突破に止まらず、ラストの赤色⑤ー5波は40000円前後までをも見据えたシナリオだ。それを今週中にやってやろうということだ。

(注)ただし、この赤色⑤ー3波の出発点を8/29の37900円とする案も捨てがたい。その場合は⑤ー3波自体のエクステはない(緑色波動はない)。その方が簡単かもしれない。


ここまで大胆に上値を追っていいものかどうかはわからない。ただ、筆者を含めて世間の風潮が、足元の上昇を信頼しきっていないことがうかがわれる。史上最高のリバウンド率を達成中と言うのに、いや、それだからこそなのか、「もうそろそろ」感が生まれてしまっているのであろう。

なので筆者は、有頂天になるまで上がり続けるだろうと読む。

その有頂天は価格がいくらになったら芽ばえてくるだろう、を考えるのも楽しい。まず自分自身のことを考えてみよう。

39225円は既定の事実だ。少々突破したくらいでは驚かない。大下落の76.4%戻し=39640円だろうか。76.4%戻し突破は全値戻しだ。期待値はぐんと大きくなる。『もう大丈夫。元の42500円まで上がり続けるぞ』となる。

あるいは、やはり4万円台乗せなら確実だろう。これなら世間も納得する。『これが日本株の底力だ』『大統領選の年は強い』『米ダウも高値更新中だ』『円安に戻りつつあるぞ』など、いくらでも好材料やアノマリーの類は口を突いて出てくる。

よし、決〜めた。目標値は4万円だ。

そして、木曜日か金曜日、あるいは月曜日になだれ込むかもしれないが、天井を付けたあとは下落である、その下落は2波としての下落なのか、トライアングルC波としての下落なのか。どちらにしてもウリを仕込むことになる。どちらにしても数千円規模の下落となるだろう。(が、途中で限月代わりとなるので仕掛け処は難しくなる。)


最後のこのチャートで確認しておこう。

【現物225指数・日足&変則週足】

先週はトンボで終えた。ここからどんなローソク足になるだろうか。

金曜日は陽線で、このトンボを上抜いた。月曜日も高寄りすることはほぼ確実だ。

・・・月曜日高寄りしてから大下落、その下落が木曜日まで続いて、逆にトンボを下抜けるような大陰線を想像されるだろうか?それとも先週のもち合いレベルまで戻るくらいの陰線か。

言えるのは、大きな陽線を期待することは罪ではないということだろう。そして、39225円を上抜ければ、次はその前週の大陰線(赤矢印)の高値7/29の40212円が目標になることは明白である。あと1000円ちょっとなのである。

・・・・・・

では、明日月曜日のことだ。月曜日は上昇する。いや、セッション足は陽線をつけると言った方が正確だろう。先週の予想記事で米国3連休時のアノマリーめいたものを検証した際、米国休場日はそれほど大きな値動きは期待できないが、案外底堅いことがわかった。小さな陽線か、十字線に近いローソク足で終わったとしても、押し目は確実に拾われているようである。

金曜日ナイトでリバウンド高値を更新したので、買いに二の足を踏むトレーダーも多かろうと思われるが、少しでも押したらカイである。米国勢の参戦がない分、市場パワーに欠けるだろうから39225円に到達できるかどうかはわからないが、引けまでのんびり待つつもりで、買ってみようと思う。

1時間足だが、波動は3ー3波の最終段階であってもまだ伸びる余地は残っている。


<重要ライン>

①41785〜42115・・・日中マド1

②40430〜41150・・・日中マド2

③40215・・・4時間足ジグザグ上昇(C)拡大目標値

④39700・・・4時間足ジグザグ上昇(A)拡大目標値

⑤39640・・・全下落の76.4%戻し

⑥39375・・・4時間足ジグザグ上昇(A)チョイ拡目標値

⑦39290・・・4時間足ジグザグ上昇(C)N値

⑧39225・・・日足戻り高値&日足ジグザグ上昇N値

⑨39170・・・4時間足ジグザグ上昇(B)拡大目標値

⑩39120・・・4時間足ジグザグ上昇(A)N値

⑪39070・・・直近高値(ナイト高値)

⑫39065・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※39050・・・ナイトセッション終値

⑬38950〜38390・・・4時間足中天ネックゾーン

⑭38940・・・ナイト上昇の38.2%押し

⑮38900・・・ナイトセッション・ハーフバリュー

⑯38860・・・ナイト上昇の61.8%押し

⑰38790・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑱38750・・・前日日中マド埋めライン

⑲38720・・・下落転換ライン

⑳38185・・・4時間足押し安値

㉚37175〜36875・・・日中マド3

㉛34725・・・直近戻しの半値


<詳細>

ただし、寄付きから先に上昇したら、3-3波も天井になって、目先は3-4波のちょっとした調整になってしまう。スイングならまだ3-5波や5波の上昇が残っているので問題ないが、デイトレなら上値を追ってまで買うことはできないだろう。3-4波の調整が終了するまで待つか、3-3波の天井でちょっと売るかだ。

3-3波の天井はやはり⑧だろうが、直近の値動きの特徴として、目標値の手前でいったんの反転があるということがよく見られる。なら、⑨辺りが疑わしくも感じられる。あるいは裏をかいて、⑥まで上昇させてくるかもしれない。⑨あたりで反転、それほど大きく下落することなくしばらくもみ合いが続いたら買ってみてもいい。

これらの細かい値動きは予想できないので臨機応変に。

寄付きから先に押し目を作ってくれたらやはりやりやすい。その場合は大きな押し目は期待できないのはチャートを見れば瞭然だ。⑮までだろう。買うっきゃない。

もっと簡単な手法は、寄付き値より下で買うことだ。前述したように、この日は陽線か十字線で終わる。大引けまでにはいくらかの利益を手にすることは可能なのだ。寄付き値を下回った処で買わない法はない。


<ポジション>

売1(41200台前半) 変わらず

買2(36500台央、38000手前) 1枚増

※買玉を残せてよかったが、ここからもう少し増やしたい。売玉の含みがゼロになってもいいように。


<前日勝負手概説> 

買いチャンスがなかなか見つけられず、9時半を回って38480円がやっと。11時すぎにも38550円で増し玉に動いたのは自信のあらわれだったが、後場1時を回ってから38560円で両切り。あきらめた格好。この時点では『ナイトはウリだな』だった。

しばらくは悶々としていたが、2時半から反発態勢に。それでも買えず、3時引け10分前にやっとこさ38630円で買ったのが精一杯。出来高も伴って『こりゃ本気かな』。

ナイトも上昇を確信。6時すぎ38780円は23.6%押し水準だったが、何でもよかった。その後少し下落した38750円でも買っている。寄付き坊主は破られそうもなく、ながらくもち合っているが上昇気配はプンプン。

これで当日分3枚の買い玉を加えて、9時半以降の上昇を期待することになった。安心してレモンハイに手を出す。

・・・確かに狙いはバッチリだった。が、よくある事だが思うように儲けられず。

ニューヨークに入っての高値は38975円。39000円の声でまず1枚利確の目論見がくずれ、38920円、続けて38880円で利確してしまう。

最後の1枚はへべれけ状態のまま、利確39000円、ロスカット38750円設定してからダウン。

結果はおわかりだろう。

くそー、また丑三つ時からの上げ下げかよー。起きてられるわけないよな。2日続けて上手いこと狩られたってことだ。完敗。


以上。

まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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