昨日は阪神のサヨナラ勝ちに沸いた1日であったが、筆者の予想は一向に上向く気配がない。当たらずと言えども遠からず、外れずと言えども近からずで、要するに的外れな予想の連続であった。
また、とうとうここまで来たか。結局は今週のイベントで決着をつけるのだろうと思うと、今までのは何だったのだということも言える。無駄な抵抗だったようだ。
なので、まずは【イベントスケジュール】の復習から。(お詫び:先週は間違い)
〇18日(水) FOMC金利発表
〇20日(金) 日銀金利発表&米メジャーSQ日
今週のこの3つのイベントをこなせば10月31日の日銀会合、11月5日の米大統領選まで大きなイベントはない。途中に自民党総裁選があるが無視することにした。誰がなってもことさら大きな政策転換が打ち出されるとは思えないからだ。多少の値動きはあるだろうが。
この中で比較的大きな転換点となるのなら、やはり金曜日の日銀会合だろう。
この【日足】チャートを持ち出すまでもないが、目下はトライアングルC波の下落トレンド中というのが筆者の立場である。だが、その第2波動目b波(上方向)の天井が定まらず、本当は先週中に決定されて下落が再度始まっていてもおかしくなかったのだが、未だもって始まらないのだ。上げては下げ、下げては持ち直し、全体ではやや弱々しい動きを続けているのが先週の値動きであった。
しかし、もうここまで来た。さすがにb波の天井は付けてくれるでしょう、それが金曜日の日銀会合だろうと決断した。(実際に下落が始まるのは夜のニューヨーク時間かもしれないが。)
水曜日のFOMCではない。これはむしろ上昇方向のイベントだ。先週から0.5だの0.25だのでもめており、そのたんびに指数が上がったり下がったりしておった。そんな揉め事は大手同士の駆け引きであって、直前下っているなら当日は上昇するだろうし、直前上がっているならイベント後は下がっている。アメリカもメジャーSQを控えているので、何のことはない、最後はちょこんと中央値に座って終わっているだろう。
そして週末まで上昇が続いて、最後に引導を渡すのが日銀会合ということになる、というのが筆者の勝手なスジ書きである。
というわけで、今回記事のタイトル「■■米で上昇、日で下げ■■」の意味は、ナイトセッションで上昇して、日中セッションで下落するということでない。FOMC直前直後まで上昇して、日銀会合後に下げるという意味である。
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【4時間足】
3波構成であるb波であるから、木曜日ナイトでの高値36840円ですでに天井を打っていたというのは素直な意見である。確かに前限月の先物取引が終了した夜だ。そう考えること自体はおかしくない。しかし、それでは低すぎる感じがしたし(38.2%戻しに達していない)、もし天井だったなら、もっとわかりやすい下落の仕方をするだろう(こんなところでもち合わない、もっと下落が勢いづく)、今週に控えるイベント通過を前に下落が続くことはない、というのが筆者の見解である。
なので、金曜日朝ブログにおいても「エクステンションさせて」と延命策を講じたのである。結果は丸っと的ハズレであったが。
が、ここに来てようやくわかってきた。波動が明確になった。(この文言を使うのは3回目、過去2回は大ハズレ)。
それはb波の3波動目をも、ジグザグの3波動に分解しちゃえというものであった。緑色ラインを参照してほしい。トライアングルC波は3波動構成、その2波動目b波も3波動構成、さらにその3波動目も3波動構成。つまりは「笑えるマトリョーシカ」だ。(そういえば作中の若手議員は小泉進次郎を彷彿とさせるな。まさか・・・。)
したがって、このシナリオが崩れるのはb2波の安値35025円を下回った時である。下回った段階で買玉は全て投げ出さねばならない。
しかし、35025円近くまで下がってから大きく反転したとしても、それで「当たった、当たった」と安モンの予想屋じゃあるまいし、叫びまわっても仕方ないだろう。
筆者としては図中の赤ラインをひとつの転換ラインと捉えたい。ここを下回ったら「もう止〜めた」にしようと思う。図では35750円前後になるだろうか。ここから下がってもそこまでだ。
そして天井は、戻り高値や一目雲を少し超えた処などがターゲットになるだろうか。いよいよショートの準備だ。
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今回の記事は以上で終わる。月曜日は先物取引も休場。したがって火曜日の予想は当日朝に書こう。ほとんどの数字は出してあるが、月曜日夜のニューヨークの結果も踏まえた予想にしたい。
タイガース大逆転優勝を祈りつつ
以上。
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