■■天井もう少し延びる■■今週(9/23~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20240923

日曜日, 9月 22, 2024

日経225MINI先物

t f B! P L

またもやおあずけを喰らった。どんだけ伸ばし伸ばしするねん。

どうやらトライアングルC波はこちらが思っていた以上に手強かったと言える。その波動はジグザグがもっとも一般的だが、ジグザグ修正波動ではないかもしれないという疑惑が湧いてきている。金曜日ナイトセッションでC-b波はC-a波の76.4%戻し37980円をいとも簡単に突破してしまったことがその主な原因だ。

もちろん76.4%戻し水準を突破してもしなくてもジグザグ修正波の成立には無関係だ。ただちょっと伸びすぎとちゃうんかい、という値頃感だけの思考である。

それともう一つ。それは筆者の深層心理からきているらしい。日中も含めた金曜日の暴騰に恐れをなしているのかもしれない。『もしかして新しい上昇トレンドに入っているのでは?』という、ここ2週間何度も脳裏に浮かんでは意図して消していたシナリオへの恐怖感だ。

そして、そんな恐怖感、あるいは予想を外しまくっている気恥しさから逃れるために、今回「C波フラット説」を考えついた。

ここからはもう少し上昇させてあげよう、けれども9/2のB波頂点38935円は突破させない。この二つの条件を満たすすばらしいアイデアだ。というよりも折衷案が正確か。(38935円を突破した時に考え直せばいいじゃないか。)

※注:38935円を突破すると先述の新1波上昇トレンド説、あるいは調整波にこだわるなら、大きな大きなフラット説が浮かんでくる。どちらもここからまだまだ上昇波動が続くと見るシナリオだ。だが、筆者はここから上昇させたくない。それは【イベント・スケジュール分析】が絡んでくるからだ。先週も言ったように、先週末の日銀会合が終われば10月31日の日銀会合、11月5日の米大統領選、ついでに11月7日のFOMCまで主だったイベントはない。現在からそれまでの間を下落波動とし、11月以降から上昇トレンドになるとの思惑を優先したいがためである。いま上昇させて、11月以降に下落というシナリオはあまり考えたくない。やはり「年末高」がいいんじゃない?


では、先に言っておこう。いま現在上昇途上にあるC-b波の天井は38530円と予想する。C-a波(38935円→34900円)の90%戻し水準だ。それはフラット波動中B波としての最低限度の戻し割合と言われている数値だ。おそらくC-b波はそこまで上昇が継続し、それから反転C-C波の下落波動に進行していくというのが、新しい見解である。そして、天井をつけるのは今週木曜日があやしいと考えている。

では、ここからは実際の波動で確認していこう。

【日足】

これと言って変哲なことはないが、38530円ライン(緑色点線)を入れておいた。b波の始まりとも言える大陰線の始値が38580円だからそれを試しに行くのかなともとれる。それらしく見えてくるだろう。

ここで注意点を少しだけ。当初のジグザグ波動と違ってフラットともなれば、C-C波の下落幅も制限が設けられる。ジグザグなら8/5の34900円まで制限なく下落させることができ、前回まで32000円割れを画策していたのだが、フラットならC-a波の1.236倍くらいまでだ。どうやら33000円割れは回避してしまうだろう。

いや、待てよ。巨大C波型のフラットもあったな。結局のところフラットでもジグザグでも一緒のことやないかいな。a波が5波動構成か3波動構成かのちがいだけだが、波動は数え方次第でどっちにでもなりうる(今回もそうだ)。よーわからんわ。どっちでもいいのかな。大発見でもなんでもなかったようである。


【4時間足】

問題のC-b波(青色ライン)だ。大いに悩ませられた。いろんな3波動構成のジグザグを考えたが、結局図の様なライン引きに落ち着いた。

ここでの問題はC-b波の3波動目(赤色ライン)だ。これは5波動構成になる。図ではすでに3波動目が終了してナイトセッションでの急騰後のもち合いは4波動目ということにしてある。月曜日は祝日取引のため高値更新はできないと踏んでおり、現在のもち合いが続くと思われるが、ナイトセッションはわからない。米国市場次第で高値更新もあるだろうし、このまま下落してしまう(C-C波に進行してしまう)かもしれない。

ここから下落してしまう場合だと、現在のもち合いは4波動目ではなかった、たぶん5波動終了からのC-C波のごく初期の波動だということになる。はっきり言って、5波動目なのか、4波動目なのかは判然としていない。要するにどちらにでもとれる波動なのであるからだ。要するに両睨みだ(下記注)。下手にナイトセッションで押し目を買うこともできないし、軽々しくショートを建てることもできないだろう。やるなら小掬いのデイトレで辛抱かな。

(注)別件だが、日足チャートでB波を新1波としたらどうだろうか。このC波は上手い具合に2波の調整波に見えるね、だから、このC波底でのカイは魅力タップリなのである。是が非でも獲りに行きたいと誰しもが思うはず。トライアングルのD、E波なんてなくってもいいなあ。

・・・・・・


月曜日の分析・戦略に移る前にもう一度言っておこう。現在のB波頂点38935円を超えてくるまでは、C波はフラットかジグザグ波動であるとの想定でトレードをやる。超えたらその時は、たぶん上昇の5波が始まっていたと考えなおす。


・・・・・・

月曜日は祝日取引だ。特に日中は小さなレンジ相場に終始するだろう。上記記事通り、筆者はもちろん押し目買いだ。5波動目の上昇、38530円処までの上昇を狙っていく。ただし、危ないと感じたら無理はしない。すでに下落波動が始まっているかもしれないからだ。

図の通りなら、3波動目は1波動目の1.618倍拡大目標値37490円を超えてしまっている。したがって、ここから伸びた場合の5波はいつ終了してもおかしくないのだが、次の目標値である、2.618倍超拡目標値38475円まで想定しておいてもいいのではないかと思っている。これも、C-b波天井=38530円説を確信に導く材料となろう。

,

<重要ライン>

①41570〜41910・・・日中マド1

②40215〜40840・・・日中マド2

③38935・・・日足戻り高値

④38705・・・4時間足大ジグザグ上昇拡大目標値

⑤38625・・・4時間足小ジグザグ上昇N値

⑥38530・・・Cのa波90%戻し

⑦38475・・・1時間足1波の2.618倍超拡大目標値

⑧38360・・・(統合)日中マド3上辺

⑨38270〜38675・・・4時間足中天ネックゾーン

⑩38270〜38340〜38375・・・本日上昇目標値ゾーン

⑪38185・・・ナイトセッション高値

⑫38125・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑬38045・・・ナイトセッション・ハーフバリュー

※37980・・・ナイトセッション終値

⑭37955・・・1時間足3波の23.6%押し

⑮37925・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑯37435・・・4時間足押し安値

⑰37310・・・1時間足3波の38.2%押し

⑱37180・・・(統合)日中マド3下辺

⑲36870・・・5日線処

⑳36475〜36455・・・日中マド4

㉑35565・・・日足押し安値

㉒35375〜34925・・・4時間足中底ネックゾーン

㉚34900・・・C-a波底

㉛34465・・・B波50%押し

㉜33415・・・B波61.8%押し

㉝32945〜30905・・・1時間足大底ネックゾーン

㉞32110・・・B波76.4%押し

㉟31925・・・1時間足大底ネックゾーン中間点

㊱31340・・・A波値幅の61.8%分下落点(C波底候補)

㊲30000・・・A波安値

(参考)30714(現物指数)・・・大1波頂点(4波はここには届かない)


<詳細>

ところが、15分足を見るとよりわかりやすいが、ナイトセッションでの急騰後の調整はトライアングル形となっている。すでにその5波動目e波が終わったか、もう少し押してから終わるかのどちらかであろう。

まずは、ここから5波動目が伸びていくものと信じてカイを仕掛けることになる。

そうなると狙うのはまずはスラストだ。トライアングルa波の値幅325円分の上昇がそのe波終点から狙える。仮にナイト終値からなら38305円だ。

トライアングルとしての押し目を考えるなら、C波の頂点37875円を下回らない処に限ると⑭⑮が有力候補となるだろう。

もっとも、祝日取引だし、高値を更新していくという分析より、やはり4波の調整が長引く、あるいはもっと大きな調整になることも考えておかねばならないだろう。その場合は⑰まで押さえておけばいいと思うが。

個人的に⑰の手前で推奨したいのは37500円台だ。これはよく1波=5波となるアノマリーに着目した数字だ。1波動目の値幅985円だから簡単に1000円として、375△△円+1000円なら目標値38530円の近似値になるからである。

まずはスラスト後に調整を挟んだあと、もう一度伸びてくるかどうかに注目したい。


<ポジション>

売2(37900台央、37100台前半) 枚数変わらずも単価上げる

買3(35600台前半、36000台前半、36900手前) 変わらず

※う〜ん、なかなか収益に結びつかないね。買玉の方を多くしているので上昇自体には不満はないが、どうしても大きな上値は考えられない。引き続き売り場を探っていく。金曜日ナイトでの売玉は入れ替えの方向でまず考える。


<前日勝負手概説> 

トレードは完敗。あれだけの急騰に対して売り向かってしまう。というか、上げが急すぎて買いたくても買えなかったのが実情だ。

12時チョイ前37710円でショートがお初。高値後の押し局面だった。しばらくして下落していったが、下げては戻される神経戦。

2時以降のちょっとした急落でひと安心。ホールドすることに。前日の37500円台玉は2時45分くらいに37485円で外して入れ替えの形をとった。(これはナイス判断)。すでに天井を確信していたが、「ナイトでウリ直せばいいや」だった。

しかし、ナイトはマド明け高寄り気配で、慌てて寄付き成行決済。それほどの大きな損失にはならなかったものの、植田総裁のインタビューがあることを忘れておったのはお粗末の限り。

寄付き数分後に37950円で飛び乗り。落ちてきた5時すぎに38050円で決済。これが唯一のまともな勝ち名乗り。結局は儲けられなかった1週間。

あまりよく覚えていないが、『やっぱり上昇はこれで終わりなんじゃないか』との誘惑が襲ってきた。アルコールのやりすぎで幻惑されたのだろう。朝気づいたら37950円の売玉を持っていた。


以上。



まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

役に立ったらクリックお願いします。

自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

お問合せ#お気軽に

名前

メール *

メッセージ *

このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ