まずはいつもの表&チャートだ。
この限月足チャート(SQチャートとも言う)を見ていても、その値幅が群を抜いて大きいことがわかるくらいだろうが、実際に実戦してきた者にとっては、9限月は数字以上に恐ろしい相場であったことだろう。
先週からの下落は別としても、史上初の下落幅とその下落後のリバウンドと合わせればおよそ2万円以上の値動きがあった。上手に渡ればミニ1枚で200万円が手に入ったことになるが、それは数字上だけのことで、途中での上げ下げで何度もロスカットさせられたり、投げさせられたりしたことだろう。満願成就にはほど遠い。
しかし、あと1週間を切って、どんな感慨を抱くかは人それぞれだが、筆者はと言うとこの9限月にもうそれほど興味はない。残った売玉の含み益を1万円でも伸ばせればいいという程度だ。
興味の的は12限月に移ってしまっている。というのも、やはりもう一度安値再来、つまり2番底のチャンスが現れるのではないかと思うからだ。その2番底の安値は、次の上昇トレンドの安値になる可能性に満ちた安値であるから、ぜひとも獲得してみたい安値なのである。
ここからは、その安値、すなわちトライアングルC波の底値メドについてあれこれ想像してみたい。
底値候補を列挙してみよう。上から順だ。
①33415・・・トライアングルB波上昇の61.8%押し
②32945・・・1時間足大底ネックゾーン上辺
③32110・・・トライアングルB波上昇の76.4%押し&日足ジグザグ上昇拡大目標値
④32085・・・3限月安値
⑤31925・・・1時間足大底ネックゾーン中間点
⑥31340・・・トライアングルA波値幅の61.8%分の下落
⑦30905・・・1時間足大底ネックゾーン下辺
これらから一番インパクトのある数字はどれだろうか。
真っ先に挙げられるのは③だろうか。2つの指標が重なった。かなり強い解支持が出てくるポイントだろう。が、それを破ってくるのがあいつらの常とう手段だ。
なら、④か。いや32000円のキリ番を割った⑤だろうということにしておこう。ここで筆者は最初の買い仕掛けを行う予定である。
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しかし、ちょっと前に重大なことに気がついた。
それは「トライアングルのC波は最も複雑化、長期化する」傾向があるというエリオット波動原理での言い伝えだ。
最初のジグザグ波動でC波終了と思わせておいて大きく上昇。でもまた再度ジグザグで下落、最初の安値を更新してしまうようなダブルジグザグとか、フラット形になったりとか、まあどんな形が待ち受けているのか、そうとう苦労させられそうなムードだ。
筆者のような単細胞型の予想では、この12限月は大きく負け越すかもしれない。さっきまでは、このトライアングル修正波もそんなに時間がかからず、すぐ終わってしまうような気がしていたが、こりゃ、11月になっても終わらないかもしれないなと思いだしている。
でも、言えることはひとつだけある。
まずは大底と思われるところで買玉を持つこと。それ以外ない。もう一度安値を更新されるかもしれないが、その時はその時だ。もう一度買い直せばいいだろう。
そして、その前には売玉をしっかり持っていることだろう。
もっと大事なことがあった。途中でのことだ。
増し玉で欲張らないこと。増し玉分で大きく値幅を獲ってやろうと考えないこと。利確優先でトレードすることだ。
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ちょっと尻切れトンボに終わってしまった。またわかったことがあったら書くことにする。
以上、天井騒ぎの【きょうの乱痴気】でした。ご清聴ありがとうございました。
<現状報告> 昼12時50分頃
35580円で売る。1分足では一番の大出来高だった(寄付きは除く)からだ。少し上に持ち上げられ慌てたが、なんとかこらえた。その後は2番天井で大きく戻されたが、まあまあ順調に下落してくれている。
このアトどうなるか。できれば後場からもう1枚売りたいと思っているが・・・。当日分の38.2%押し=35380円を明確に割ってくれれば安心なのだが。
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