ついにここまで来たか、という感じだが、いつになく冷静でいられたのは、波動が読めていたから。39700円台までリバウンドされてしまったが、アレくらいなら、ギリギリ想定内。
ここからは昨夜の高値39730円でひとまず上昇波動は終了したとのシナリオでトレードを組み立てたい。懸念は日銀会合。大ハト派宣言なら大波乱の目もありうるが、それでもリバウンドの域は出ないだろうと感じている。
これは昨日日中の1分足チャート。図の様に3時の現物大引けとともに号砲がなって大上昇が開始した。その上昇はナイト序盤まで続いたことになる。約9000枚の出来高は1分足としては当日最高。ナイトでは後半下落に転じているが、終値はこの陽線ローソク足(39395〜39270円)の中にぎりぎり踏みとどまっている。
よって、本日はこのローソク足をどちらに抜けていくかが焦点。もちろん下方向に抜けていくというのは筆者の前提。それは次の1時間チャートから出た判断だ。
トライアングルC波中のb波はジグザグ修正波であろう。その第3波動(c波)の5波動が39730円で終了して、現在はCーC波の本格的下落トレンドが始まっているのではないかという読みである。その4波動目の最中か、すでに5波動目に突入しているかであろうか。
したがって、ほどなく5波の下落が本格化する予定だ。が、日銀会合結果がその値動きのカギを握ることになる。内容は関係ない。
すでに5波目が始まっている、または寄付き早々から5波動目が始まったという場合は、日銀会合結果発表で、反転が始まることになろう。それまでの5波動を大きな1波としての調整2波動目だ。
このまま4波動目が日銀会合結果発表時間まで続いた場合は、発表と同時に5波動目の下落が始まることとなる。
あるいは発表時間までに5波動目はおろか2波のリバウンドまで終了しちゃうという、忙しい相場となった場合であったら、新しい3波動目の下落がスタート!ということにもなるだろう。
ここらあたりの波動の読みも重要になってくるだろう。だが、本来の波動は下向きであるということを忘れなければ大丈夫。少々仕掛けが早すぎても、逆に遅すぎても、ウリ仕掛けに波動の方から寄り添ってくるはずである。
<重要ライン>
①41570〜41910・・・日中マド1
②40310〜40840・・・日中マド2
③39865・・・本日上昇可能値
④39730・・・ナイト高値
⑤39695〜39930・・・4時間足大天ネックゾーン
⑥39655・・・ナイトセッション・バリュー上限値
⑦39495〜39905・・・(改)日中マド3
⑧39455・・・ナイトセッション・ハーフバリュー
⑨39425・・・ナイト下落38.2%戻し
(参考)39395・・・前日1分足最大出来高のローソク足高値(安値は39270円)
⑩39280・・・ナイトセッション・バリュー下限値
※39275・・・ナイトセッション終値
⑪39240・・・ナイト安値
⑫39190・・・本日下落目標値1
⑬39115〜38975・・・(新)日中マド4
⑭39115・・・本日下落目標値2
⑮39055・・・1時間足ジグザグN値
⑯39050・・・上昇・下落転換ライン
⑰38880・・・1時間足押し安値(エンディング・ダイアゴナルならここまで)
⑱38870・・・5日線処
⑲38675〜38270・・・4時間足中天ネックゾーン
⑳37500・・・直近安値
㉑37430〜37180・・・日中マド5
㉒36475〜36455・・・日中マド6
㉛35150・・・B波50%押し
㉜33935・・・B波61.8%押し
㉝32945〜30905・・・1時間足大底ネックゾーン
㉞32710・・・(訂正)A波値幅の61.8%分下落点(C波底候補)
㉟32430・・・B波76.4%押し
㊱31925・・・1時間足大底ネックゾーン中間点
㊲30000・・・A波底
(参考)30714(現物指数)・・・大1波頂点(4波はここには届かない)
<詳細>
本日のトレードは比較的簡単だ。
まだ4波の波が残っているなら、寄付きからはまず最初にリバウンドしてくるだろうから、⑨辺りを目安にショートしておけばいいだろう。39395円を明確に上抜けするような勢いならロスカットだ。勝ち目はない。
寄付き後すぐに下落を開始するなら、5波動目が始まっているということなので、これもすぐさまウリで対処だ。但し、この5波の下落自体はそう大きく狙えるべきものではない。せいぜい39000円を割る割らないという程度だろうから、下落が始まってから仕掛けるのであれば余りの値幅を計算してからリスクにあった位置で仕掛けるのがいいだろう。
※上の1時間足チャートで赤色の5波動目がエンディングダイアゴナルなら38880円までは下落してくるはずだが・・・。正解かどうかはわからない。
遅すぎると感じた場合は、日銀会合後のリバウンドを見てから売るか、リバウンドを見越して買うこと可能だ。
5波終了後のそのリバウンドは、やはり39395円が重要な指標となるだろう。ここを越えてくることはエリオット波動的には問題ないが、やはり注意を要する。もう一度波動読解の読み直し作業が必要になってくるかもだ。
<ポジション>
売1(39900台央、39600) 1枚増
買1(39100台央) 1枚増
※さあ、勝負。どちらかの玉が無くなる日だ。下落なら売玉を怒涛のように増やすが、上昇トレンドだったとなれば、買玉を同じように増やせるかどうか。押し目を探すことになるだろう。
<前日勝負手概説>
9時すぐの39150円が効いた。安値39125円は例のチャネルライン下辺タッチ。それを見てからの思い切った策だ。
あとはやることなすことバンバンザイの成績。何度か快哉を叫ぶ。
ラストは3時10分前に39240円を拾ったこと。「エンディング・ダイアゴナルのラスト噴火があるはず」と考えての仕掛けだった。後場は下落が続いてあきらめかけていたが、3時すぎに急上昇したのを出先で知ってありがたく大引け決済で頂いておいた。
ナイトは様子見主体。39700円まであって冷や汗ものであった。自信も揺らぐ。が、5時半すぎ39600円の試しウリを後生大事に持っていた。
イベント毎の下落で安心しながら終了。
以上。
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