チャート画面に張りついて、すでに半時が過ぎ去ろうとしている。筆者の考えはまとまらない。そればかりか、またしても上昇トレンド疑惑が湧いてきていた。
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アメリカの次期大統領になるのは民主党のハリスだ。
ハリスはやはり賢明だ。挑発に乗らなかった。バカにいつまでも付き合っておっては自分もバカになってしまうことに気がついたのだろう。いい作戦だ。
ワールドシリーズは大谷のドジャースが制した。ドジャーブルーの勝利だ。ヤンキースのネイビーブルーも同じ青色系統にはちがいないが暗すぎた。また日本では白々しくも立憲ブルーを主張した野田党首が大幅に議席を伸ばした。
そして昨夜。日本シリーズでは青の横浜ベイスターズがオレンジのソフトバンクを破り下剋上を完成させた。
今年はブルーカラーを追いかけときゃよかったのか。なら、大統領選も青色の民主党の勝ちだぜよ。
そういえば、先週の天皇賞は青色キャップの4枠の馬が勝った。今度はエリザベス女王杯だ。ロイヤルブルーというじゃないか。これも4枠から総流しやで。
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道草ばっかりで考えがまとまらない。
【日足】
だが、儲けの割にもうひとつ満足感がないのも事実である。
・・・それにしても買い方の反撃は強すぎるーそんな思いがずっと頭から離れない。
土曜日の日経朝刊では『日本株、冷えゆく熱狂 ドル建て不振 海外マネー退潮』なる見出しの記事が載った。ドル建ての日経平均株価が200日線を割ったというのだ。しかし、逆にここから「ドル安円高」になっていけば、ドル建ての株価は上昇して、海外マネーも流入しやすくなるのでは?とも思う。現在の「ドル高円安」が反転すればだ。
他の媒体記事でも先週までと違って弱気の記事が増えてきたようだ。はっきりとウリ!とは言わないが、なんとなく怪しいと感じてきているのだろう。そういう記事は「不透明」などのボキャブラリーを使って、個別銘柄を列挙することでお茶を濁しているようだ。
「好業績銘柄」「直近で売り込まれた銘柄」・・・そんなのを参考に儲かったためしがない。
アメリカの3指数は確かに危うい。チャートを見れば誰しもそういう感想を抱く。国債金利も上がるばかりだ。だから、それに同調して日本株も下落方向に賭けてみるのが手堅い戦術なのだろう。
しかし、トランプリスクは先週の下落で相当織り込んだのかもしれない。なら、ハリスが勝てば大きく反転するのではないか、とまで思い出す始末。
そんなこんな、有象無象の夢想が飛び回って頭の中はごったになっている。
いっそのこと、今週だけは上昇トレンドに賭けてみるか。
トライアングルC波だというチャートはこの図では赤色ラインのように上昇トレンドに見えてきた。これはリーディング・ダイアゴナルだ。これならここ2カ月間のうにゃうにゃした、どっちつかずの値動きも理解できる。
ガ然、上昇トレンドが有利に見えてきた。自身もそっちの方向にひかれているのがわかる。
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いや、そんな優柔不断さはもう許されない。ここはなんとか限度を設けてみよう。それでなくては、今度こそ読者にそっぽを向かれてしまう。
というわけで、用意したのが下図である。
上限は前の高値10/15の40305円ライン(青色水平線)。これを突破すれば、上昇トレンド、リーディング・ダイアゴナル完成に大きく近づいたと見るべきラインである。これはわかりやすいだろう。
下現は青色の点線下抜けである。青色点線というのは赤色点線①ー③ラインを②に平行移動したチャネルラインである。これを下抜けるということは、ダイアゴナル形状の特徴である、先細りのくさび型三角保合い形状が崩れるということを意味する。つまり上昇のリーディング・ダイアゴナル自体が却下されるということである。ざっと37000円を割ったら終わり=下落トレンド=おそらくトライアングルC波続行となるだろう。
(※もっともダイアゴナルには拡大型もあるため、「絶対!」というわけではないがキリがないので一応の判断なのは言うまでもない。)
要するにそれぞれのラインを上突破、下突破したらお待ちかねのトレンド波動になるということである。それまでは、その2ライン間のレンジ相場ということだ。そのレンジの間でおそらくは乱高下が予想されるだろう。
では、そんな明瞭なトレンドがいつ見えてくるのだろうか。筆者ならずとも一番気になるところである。
ハリスであれ、トランプであれ、大統領が決定すれば、あるいは決定する直前は相場は大荒れになるだろう。上に大きく振れたと思えば、ニュースひとつですぐ大きく下落したり、またその逆もしかりだ。要するにポラが通常よりもうんと大きいはずだ。でも、その間はボラが大きくはなるが、トレンドを決定付けるような動きはないと見ている。
大統領選のあとは、7日(木)がFOMC政策金利発表、8日(金)が11月のSQ日が予定されている。
上記のチャートの行方が判然として、誰しもが安全にトレードできるのは、おそらく8日のSQ(推定)値の決定後ではないだろうかと筆者は考える。
ハリス、トランプは直前までほぼ五分五分の戦いであった。決まってすぐどーこーということにはならないだろうし、FOMCも0.25%の金利引き下げを織り込んでいる。新大統領が待ったをかけることもないだろう。ほぼ無風だし、少々のことなら「乱高下」だけで済むくらいである。
なので、SQ日。これを逃がしたら、翌週の米SQ日が考えられるくらいだ。もうアトがない。今のようなレンジ相場は12月中旬まで続くことになるだろう。「一生やっとれ!」と悪態をつくだけの日々はご勘弁願いたいものである。
まとめておこう。
7日木曜日までは乱高下のレンジ相場。おそらくそのレンジは40000円〜37500円前後だ。特に日本時間6日(水)の日中セッションは選挙の開票日に当たり、様々なニュースが飛び交う。一喜一憂でとても仕事にならないだろう。乱高下の最たる日になりそうだ。デイトレーダーはそんな動きにはついていかず、むしろ逆張りで臨むべきだと考えている。
そして8日朝、寄付き1時間後くらい、清算値が発表される時間前後からは要注意。それまでの乱高下とは違い、トレンドに向けた一途な値動きが展開される。もう逆らってはいけない。素直な順張りで対処するべきなのは言うまでもないだろう。
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では、明日火曜日の戦略会議にしよう。と思ったが、なかなか時間がまとまって取れない。何時になるかわからないので(明日朝かも)、ここらで失礼する。
どうも、お粗末さんでした。
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