■■1月の計は大発会にあり■■今週(1/6~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20250106W

日曜日, 1月 05, 2025

日経225MINI先物

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あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

というわけで、いよいよ激動の2025年相場が始まった。去年にも増して難しい相場となりそうな予感がする。ふんどしを締め直して頑張らねば、やられるだろう。

では、さっそく新年1発目の予想を。年末に4万円の大台を維持できなかったことが不満だ。それまでの日経に対しての期待が自身の中でやや後退していることは確かである。

しかし、チャートをいくら鑑賞していても値動きは見えてこなかった。【イベントスケジュール】をその推測の手立てとしよう。そこから逆算するしか方法はない。

1/20(月) トランプ大統領就任式(米国市場休場)

1/24(金) 日銀会合後政策金利発表

1/29(水) FOMC政策金利発表

目玉はやはり日銀だ。依然として利上げの思惑がくすぶっているようだが、植田総裁自身が「もう1ノッチほしい」と明言しているのだ。1月での利上げはないだろう。あの石破総理が2月に訪米するようだから、その前に勝手な判断もできないだろう。トランプへの手土産がなくなってしまうからね。

もちろん、トランプが就任式のあと日銀会合前に「石破君、利上げしておくといいかもよ」とSNSにでもつぶやけばその限りではないが、彼はそんないい人ではないだろう。やはりここは従来通り静観となるはずだ。

米国の利下げも先送りが予想されている。これもトランプがケチをつけなければ揺るぎはない。

となれば、日銀後が危ない。いま以上の円安だ。植田総裁がその会見で前回並みのハトポッポ発言では、円はイッキに売り崩されてしまうだろう。いまはまだ利上げの思惑が幾ばくでも残っているからいいが、その心配が次の会合(3月19日)まで不要と受け止められれば、だ。

だから、利上げはせずとも何らかのタカ派的発言をしてくるはずである。少なくとも円を売り崩されない程度の、3月中旬まで持ちこたえられるような発言や方策を用意してくるだろう。

しかし、そのタカ派的発言は日本の株式市場にとっては逆風である。これ以上の円安はヤバイとうすうす感じとっているわれわれ日本国民も、いざ円高が進めば日本株に対してのカイは引っ込めざるを得ないだろう。日経はその日を境に下落を開始するはずだ。そして決定的にその背中を押すのはFOMCとなるだろう。

これが昨年末から描いている筆者の予想図である。

日経がどこまで上昇してどこまで下落するかはともかく、カイで儲けられるのは日銀会合まで、もっと注意深くにならトランプ就任式まで、すなわち、今週と来週までの2週間だけと見ておくべきである。

だから、この2週間にできるだけ日経を上昇させておきたいのだ。この思いこそが予想の根拠である。

最後の緑色ラインで描かれた波動がその2週間で予想される上昇波動である。すでに1波は年末から始まっており、現在はその2波動目調整波動だろうか。3波以降の行き先は誰の目にも明らかで、最高値42270円であることは間違いない。

ところで、このダイアゴナルの5波のことだが、エンディングなのかリーディングなのかという問題を筆者は先送りにしてきた。が、おそらく上記のようなシナリオをメインに持ってきた辺りを考えると、筆者自身どうもエンディングの方に傾いているようである、と告白しておこう。

・・・そして、この5波はまた次のような波動を描くと想像している。

エンディング・ダイアゴナルの5波動だ。おそらく3-3-3-3-3波動構成になるだろうと想像している。上げては下げ、下げては上げのダイアゴナル的上昇が今後2週間から3週間繰り返されると見ている。

なぜなら、少なくともこの2週間は不安と期待が交錯する時期となるからである。

日銀の利上げ問題しかり、また、米国ではトランプへの期待はややはげ落ちてきた。1/20まで株価は強い基調が続くものと思っていたが、年末の早い段階から株価は軟調になっていた。それでも米国株自体への期待は強い。

目まぐるしい上下動を続けながらも上昇トレンドは続くが、おそらく日銀発表直前にはこの5波目の天井をつけるだろう。いや、その天井は3波目のものかもしれない。たとえ3波目でのものであっても、勢い自体は日銀会合直前までだ。あるいは日銀会合直後までだと想定しておきたい。あとに残された5波はもはや抜け殻である。フェイラー、未達もおおいにありうるだろう。

赤色点線は最高値42270円だ。このラインを突破するか届かないかは予想できない。ただはっきり断言できることはある。このライン前後までは上昇するということと、このラインまで上昇した後は反転下落するということだ。

筆者はこのようにこの1月の相場を見ているのである。

・・・ここ2週間の話に戻そう。今週と来週の相場がどうなるかだ。

来週分についての予想は簡単だ。今週の値動きから類推できるだろう。

すなわち、今週上昇すれば、来週は下落するか先週と同じ程度の水準に収まるかだし、今週下落するなら来週は上昇するか先週と同じ水準かだ。そして、今週が大した上昇も下落もせず、昨年末と同じ水準の上下動なら、来週は上昇するだろう、ということである。上記相場観に基づくとそんな予想が導き出されるはずである。

来週の値動きは今週の値動き次第であるということはわかった。しかし、その肝心の今週の値動きがまだわからないままだ。今週はどうなるだろうか。

はっきり言って筆者にもまだわからない。さきほど、現在は2波の調整中という話をしたが、まさしく今週はその2波の調整がまだ続くのか、3波の上昇トレンドに移行するのかの判断ができないのである。

ここでもチャートをいくら眺めていてもラチが明かないので別の手段が必要だ。マーケットプロファイルの助けを借りよう。

12/26日中セッションから1/3ナイトセッションまでの都合8セッションの各MP図で、価格の数字の右にあるのはその8セッションの累計MP図である。

累計MP図を見るとすぐわかるが、中央部分の空白地帯で上下2つの山(アルファベットがたくさん積もっている)に分かれているのが見えるだろう。その中央とは、BS転換点とも呼ぶべきもので、ピンポイントでの価格は39775円である。が、点ではなくゾーンとしての捉え方なら、価格数値が赤色表示されている39825円~39705円の価格帯ということになろうか。上下の価格帯のバリュー下限値と同上限値に挟まれたゾーンである。

この空白ゾーンを中心にしてこの4日間の値動きを説明することができるだろう。現在はその下の山の部分にいる。1/3日のナイトセッションでは上昇したが、空白ゾーンに入り込むことはできなかった。今週のどこかで一度はそれにチャレンジすることになるだろうことは明白である。

つまり、今週の値動きはこの中央空白ゾーンを超えられるかどうかだと言ってよい。超えれば3波進行おめでとうだが、超えられないと2波調整が続くというわけである。

そして、この超えるか超えられれないかという値動きを決定づけるのは明日・月曜日である確率が高いだろう。なぜなら、今年の大発会はみんな燃えているからである。上昇に賭けているからだ。日本に生まれ育った者にとって新年は格別の行事だ。いろんな思いがそれぞれあろうが、まとめりゃ「1年の計は大発会にあり」を実践しようとするということである。

月曜日遅くとも火曜日に突破できないようでは今週の大望達成は無理であろう。3波進行は来週以降に持ち越し、2波調整が続くことになろう。

さっき、らちが明かないとチャートに対してバカにしたような発言をしたが、いやいや、やはりチャートは偉大である。【4時間足】チャートでもこの空白ゾーンが確認されるようだ。

赤色点線で挟まれた部分が問題の空白ゾーンである。赤矢印を付けたように、過去何度もこのゾーン突破を目指してはやられていた鬼門である。せっかく年末に突破できたのも束の間、またしても追い落とされているのがわかろう。この空白ゾーンがBS転換点になっているのである。

更に酷な事実も忘れてはいけない。

1/10(金)はミニSQ日でもある。波乱があってもおかしくない。特に年末年始の長い休日の間に外国人が相場を引っ掻きまわすのではないかと様子見を決め込んでいたトレーダーは多いはずだ。が、その気勢はそがれ何事も起こらなかった。4万円を維持できなかったが、長い長いレンジ相場を上抜けてきたのだ。単なる押し目だと呑気に構えていると痛い目に逢うかもしれない。

下の山の更に下、39200~39000円のゾーンのことだが、ここは年末にしっかり揉み合ったところだから、今度は支持ゾーンとして働いてくれると思うが、過信は禁物だ。あいつらはヤル時はヤル。

どうやら途中から弱気派に転じてしまったような書き方になっているが、要は慎重に事を運ぶべしという当たり前のことを言っているにすぎない。突破の可能性は等しくあるのである。

では、大注目すべき明日、月曜日の戦略会議だ。あの空白ゾーンをどうやって乗り切ればいいかを中心に述べる。


<重要ライン> 

①42270・・・最高値

②41600〜41910・・・日中マド1

③41480・・・日足ジグザグ上昇N値(ダイアゴナル3波目目標値2)

④41060・・・ダイアゴナル3波目目標値1

⑤40970・・・トライアングルe波底+a波値幅2770円(5波天井候補)

⑥40620・・・上昇転換ライン

⑦40460〜40835・・・日中マド2

⑧40145・・・4時間足上値メド

⑨39985・・・(新)日中マド3上辺

(参考)39965・・・現物225指数7/19始値(先物換算40030円

⑩39725・・・5日線処

⑪39700~39830・・・MP的空白ゾーン

⑫39685・・・4時間足戻り高値

⑬39680~39910・・・4時間足天ネックゾーン

⑭39610・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※40600・・・ナイトセッション終値

⑮39465・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑯39435・・・(新)日中マド3下辺

⑰39290・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑱39225・・・4時間足直近安値

⑲39090・・・4時間足下値メド1

⑳39060・・・日足1波61.8%押し

㉑38850・・・4時間足下値メド2

㉒38730・・・日足1波76.4%押し

㉓38200・・・日足直近安値

㉜37405〜37155・・・日中マド3

㉝36450〜36425・・・日中マド4

㉞34925・・・デッドライン


<詳細>

当然、寄付きからは様子見だ。争点は例の空白ゾーン⑪を超えられるかどうかであるから、それをまず確定しなければ話にならない。

簡単に言えば、この空白ゾーンを突破すればカイで、年末の高値を更新するまで上昇するだろう。少なくとも⑤④までなら今週中、木曜日までにはイッてくれるだろうと予想される。

突破できない間はウリがいい。当たり前だ。問題はどこで売るかだろう。

上のMP図をもう一度ご覧になっていただきたい。2度空白ゾーンを素通りしている。

40455円の高値を付けた12/27日中セッションと、下落した12/30のナイトセッションだ。どちらもローソク足で言えば30分足1本だけで素早く通りすぎているのがわかるだろうか。

12/27の時はアルファベットのAタイム(9:00~の30分)、12/30は同Kタイム(9:30~の30分)だ。(その後のBタイムやLタイムは揺り戻しにすぎない。)

・・・そうである。それが突破する時の特徴である。後ろを振り向かず、イッキの上昇・下落での突破となる。

だから、途中までは威勢が良くても急に値動きが怪しくなったり、何度もそのゾーンでの往来を繰り返したりする場合は突破できないことが多いと覚えておこう。

よって、急な値動きでゾーンに突入したはいいけど中央辺りで動きが止まった処、あるいはゾーン上部近くまで上昇するも、それまでの値動きは緩慢で、レンジ往来相場が続きそうな感じを受けた時などが絶好のショートポイントとなろう。

突破する場合には別の値動きもある。ジリ高、ジリ安だ。これは売り方買い方相互が儲かるレンジ往来相場とは違う。

これは突破を目指す攻撃側が慎重で、あるいは逆の防御側を安易に降りさせないように(すぐロスカットさせないように)、強気でちょっとずつちょっとずつ攻め続ける場合である。だから攻撃側の一部ではゲームに飽きてくるものもいるが、多数はそのままほったらかしでゲームを眺めている場合も多い。時間が経過すればするほど利益が多くなるからである。また途中途中でのスキャルピングもおすすめの値動きであろう。

このような値動きでゾーン突破を果たす場合も一考したい。ローソク足サインは小さな陽線や陰線の連続だ。5分足で見ておけばいいだろう。この場合は30分足1本というわけにはいかない。2、3本の時間がかかる。途中でジリ高に気がついた時点でGOとなる。

・・・・・・

ここまでで、空白ゾーンでのウリカイのメドは立った。

しかし、まだある。現在は下の山の高値近辺だ。このまま⑪空白ゾーンに突入することなく下落していく場合も考えられるだろう。

その場合は寄付きからちょっとでも上昇した処でショートを断行するか、安全策なら⑮割れを狙うかである。

その下落は1/3でも堅い処を見せた39300円処でいったんは止まると思うが、また一度は買ってみるつもりだが、上で言ったように過信は禁物だ。本記事中の一番上の日足チャートでの、2-4ライン(下側の緑色点線)に再タッチする場面、すなわち39000円割れはありうると感じているので、売ポジはなるべく持っておきたいと思っている。

ド転買うなら、むしろ㉑辺りが狙い目か。


<ポジション>

売1(39800台) 1枚増

買2(38200台、38400台) 3枚減

※30日の大引けで4万円を維持できなかったため、ナイトで売玉を調達後1枚ずつ買玉を外した。また1から買い直すつもりだが、きょうの動き次第。また、売玉の外し時も重要となってくる。


<前日勝負手概説> 

割愛。


以上。

まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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