■■春はまだ先■■今週(3/3~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20250303W

日曜日, 3月 02, 2025

日経225MINI先物

t f B! P L

先週末はその前夜から下げが加速して、筆者は大儲け&莫大な含み益を抱えて呵々大笑するに至っているが、持ち玉にもうひとつ自信がない状態だ。

金曜日の日中こそ「それっ、大底の玉をすくってやる」と気力も充実していたが、一夜明けてみると、「もしかしてまだ大底ではなかったか」という不安が先立つようになった。

そういえば、金曜日の相場にはピークアウト感が欠けていた。トレード機会を探しながらずっとそう感じていた。あれだけもち合い相場が続いたアトの2波の底にしてはちょっと拍子抜けだ。力強さに欠けるような・・・。

一方で、【イベントスケジュール分析】も考慮していたからだろう。結論から先に言えば、「底打ちにはまだ時期尚早」なのである。

2週間前であったかな、彼岸底に言及したのは。すなわち、来週3/10から始まるSQ週から翌週3/19(水)に開催される日米同日中央銀行会議前後が、大底になるのではないかと触れた。

天底転換はただ単に値動きだけ、つまり波動だけではそのシナリオを特定できない。重要なイベントのスケジュール、つまり時間推移も同時に考え合わさないと、より真実に近いシナリオを求めることはできないと考えている。

なので、先週の金曜日などという何の取り柄もない日に大底を打つなんてことはありえないのだ。

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【日足】

復習がてら何度も確認するが、現在は日足2波の調整段階だ。しかし、その調整もA、B、Cの3波動、しかもC波は金曜日の大陰線ですでに5波動目進行。念願であったあの37510円割れからのマド埋め完了、おまけに37000円割れと、筆者の夢や希望を乗せての大下落を演じてくれたのだ。

この上何を望もうとしているのか。贅沢ではないのか。ここからはもう3波の上昇に大きく羽ばたいていってもいいのではないのか。こんな思いも確かにあった。

しかし、やはり波動だ、タイムスケジュールだ。・・・まだ下落の波は終わっていないのだ。

【4時間足】

そんなタイムスケジュールを考慮して波動シナリオを追求してみた。

確かにジグザグ波動のC波はラスト5波動目(青色ライン)だ。しかし、その副次波を調べてみるとナイトのリバウンドは5-4波動目であるだろうと認知した。もうひと波動5ー5波動目の下落が残っているではないか!「やったー。まだ下がるぞ。」

が、この4波では何日もかからない。今週1週間も持たないだろう。おそらく1,2日ですぐ5波目の下落になってしまう。それでは大底打ちにはまだ早い。最低限来週になってからだ。来週になれば、もっともっと日米の金利に関するニュースが飛び交うはずで、その悲観的材料なくして大底は完成されないと見ている。

だったら、だめじゃん。5-5波の下落があっても、金曜日の安値(5ー3波底)をそれほど大きく更新するほどのものにはならない可能性も出てくるし。

・・・・・・

秘策はある。とっておきだ。この日まで温めてきたと言ってもいい。筆者のフトコロの深さを伺い知ることができるだろう。

再度【日足、但し別プラン

ずっと気になっていたことがある。1波の天井のことだ。先物では、直近高値は1/27の40615円だ。しかし、1か月前の現物225指数では昨年12/27が直近高値日になっている。先物換算では40455円と1/27よりは低い位置である。

225先物の重要な高値安値は東京時間でこそ」というのが持論だ。ニューヨークやロンドン時間につけてしまうようではあいつらにコケにされているようなものだ。自分達の落とし前は自らの手でということなのだ。その意味でも1波の頂点は、もしかしたら12/27であったかもという推測は成り立つ。その推測から波動を考え直してみた。

12/27から始まっている第2波の調整波動はフラット、中でも特殊なC波巨大型フラットだ。通常のフラットはC波の長さはA波と同程度。A波底38060円を少し下回る程度であろう。しかし、巨大型C波ともなると、A波の1.618倍以上になってもいいのだ。ほとんどジグザグ修正波と変わりない。

実は40455→38060→40615から計算できる拡大目標値は36740円であった。金曜日につけた安値36840円はその近似値だ。すでに1.618倍を達成したと言っても過言ではない。

このC波拡大型フラット説を採用するなら、現在はC波の3波が終了して、4波に移行したのではないかと考えてもいいだろう(赤色ライン)。

そうだ、この4波だ。この4波が上で述べたタイムスケジュールとの整合性を確保してくれるのではないか。

2波がたぶんジグザグ修正波であるだろうから、この4波はフラットかトライアングルとなる確率が高い(オルタネーションの法則)。つまり浅戻しの時間調整になろう。おそらく38000円台になると戻り待ちのウリがわんさと出てくる。38500円には今回も届かない。相場はしばらくの間38000超から37000円前後の往来相場になるとみてよい。

レンジ往来相場は2週間は持つ。その間、トレーダーの間には「2番底、3番底を経て下値は徐々に堅くなってきている。そろそろ買い時だ」との何の根拠もない楽観がまたぞや支配し始めることだろう。

その時が危ない。GO!との笛の音とともに5波動目の下落が始まるのである。要注意だ。

その5波の大底のメドはどこだろうか。1波の大きさは2200円強、3波のそれは2500円強だから、5波も2000円以上は期待できそうだ。C波の最期だから3000円を見込んでもいいだろう。4波の天井が38000円超なら、36000円割れは必至である。近づいたらもっと詳しく分析してみよう。

今はただ、来るべき5波の急落に対する準備を怠りなく実行するべきである。いつ下落が始まってもいいように高値ではショートは必須事項だ。当分レンジ往来相場なら、逆張りデイトレが効きそうではあるが。

【結論】

今週は高値38300円程度から37000円前後までのレンジ往来相場に終始。波乱があるとすれば月曜日で、もしかしたら寄付きからすぐ下落を再開して目標値36740円を付けるかもしれない。が、それでC波中3波は終了とみなしたいと思っている。4波のリバウンドに移行だ。

・・・・・・

では、月曜日の戦略会議に移る。あすは大筋上昇の続きだと思われるが、足元をすくわれる目も残っていることは確かだ。悪材料に事欠かないからである。一応注意はしておくべし。

日足の3波目の5波動目を1時間足であらわした。赤色の3波動目からは忙しいが、下の時間足で見れば5波動できているようではある。よって、ナイトのリバウンドは日足ではC波中4波のレンジ往来相場となるはずである。メインはこれでいいだろう。

ただし、まだ3波動目だという疑惑、つまりナイトの上昇はまだC波中3波の副次波の4波であるというシナリオも捨てきれない。その場合は寄付きからすぐ下落して3-5波の底をつけにいくという筋書きである。

この2通りの値動きイメージを頭に描いておこうと思う。


<重要ライン> 

①41600〜41910・・・日中マド1

②40460~40835・・・日中マド2

③38960~39985・・・日中マド3

④38475・・・日足戻り高値

⑤38030・・・1時間足3波の76.4%戻し

⑥38000・・・4時間足ジグザグ上昇チョイ拡目標値

⑦37945・・・4時間足上値メド

⑧37930・・・5日線処

⑨37810・・・4時間足ジグザグ上昇N値

⑩37805・・・1時間足3波の61.8%戻し

⑪37730~38070・・・(新)日中マド4

⑫37725・・・前日日中高値

⑬37625~37915・・・4時間足底ネックゾーン

⑭37620・・・1時間足3波の50%戻し

※37550・・・ナイトセッション終値

⑮37525・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑯37430~37355・・・ナイト上昇の浅押しゾーン

⑰37380・・・ナイトセッション・ハーフバリュー

⑱37350・・・前日日中バリュー上限値

⑲37235・・・ナイト上昇の61.8%押し

⑳37140・・・ナイトセッション・バリュー下限値

㉑37020・・・前日日中バリュー下限値

㉒36895~35925・・・4時間足大底ネックゾーン

㉓36840・・・日足直近安値

㉔36740・・・日足1波上昇の38.2%押し(ラージで計算)&日足Cー3波拡大目標値

㉕36695・・・4時間足下値メド

㉖36645・・・本日下落可能値

㊶36450〜36425・・・日中マド5

㊷35920・・・日足ジグザグ下落拡大目標値

㊸35545・・・日足1波上昇の50%押し(ラージで計算)

㊹34925・・・デッドライン


<詳細>

どちらにしてもショート仕掛けは欠かせない作戦となる。

寄付きから先に上昇すれば、その上昇はおそらく⑪を目指すものとなるだろう。マドウメ終了後即座にショートだ。もちろんそこまで上昇するのなら放っておくのはもったいない。⑬ネックゾーンに入ってもカイの勢いが強そうなら買うに決まっている。最初からカイに的を絞っているから、その場合は⑯⑰辺りまでの押し目が先にあることを願っている。

この⑯のゾーンが別れ道だ。ここを下割れしてしまえば、下落は止まらない。おそらく⑳までは下落する。それでもウリの勢いが弱まらないようであるなら、悪材料に敏感ということであるから、そこでもショートだ。上で言ったもう一つのシナリオ=金曜日の安値更新コースとなる。

このように月曜日はカイでもウリでも相場に合わせて好きなように仕掛けることになろう。

ただし、38000円を超えてきた処は絶対ウリ!ということを除いては。


<ポジション>

売3(39800台、39400台、37600台) 1枚増

買2(36900台、37000トビ台、) 2枚増

※ナイトでここまでの上昇は予想外。油断していた。売玉1枚は即切りか。カイは増玉可もデイトレ利確にしとこうかな。もちリバウンド天井確認後は1枚残しまでは利確を進める。


<前日感想戦> 

リバウンド期待の買い仕掛けが中心。

朝の寄付きから不気味な動き。乱高下を予想していたが、売り方買い方双方が互いのハラを探り合っているような神経質的で値幅は小さい。

それならばと、ウリを断行。9時を5分ほどすぎた頃だ。もっと上がると思っていたが、高値37725円は木曜日日中の安値と同値。それで見切った。『どうせ下がるのだから・・・』

それでも前夜結構な下げであったから、大きな値幅は出ないかもと警戒も、えらい下がり始めたものだ。おかげで追撃ウリができなかった。

例のマド突入からはどこで買うかに意識を集中。

10時15分前の37270円が1発目。3ー5波の終了と見たのだが、10分後プラ10でリタイヤ。10時を回って、37200円でもチャレンジ。これも途中で気が変わり10分も経たないうちに34235円で決済。

売り方は時間的にも余裕があり、15分足にできた下ヒゲをつぶしにかかるのでは?と踏んだが、ちょっと上昇してしまう。しかし、大底を打ったという感じはせず、そのまま様子見。

10時半を回ってから37155円で。1分足で6000枚以上の出来高のあとだった。時間的にもそろそろ反発してもいい頃合いでもあるだろう。が、上昇はしたが利確せず放っておいたらまた下落。含み損を抱えるはめに。

しかし、ここは勝負だ。ここからはナンピン狙いと決める。前場終了前37135円でも買う。前場終了後すぐ38210円で1枚利確。まだ不安点あり、軽くしておいた。

そのあとの安値更新ではあまりにも急で▲70円で手放してしまったが、『36900円割れは明らかに行き過ぎだ』で、12時45分頃36925円玉を買い直す。

そしてナイト。日中後場後半からはすでにリバウンド上昇に自信を持っていた。

5時15分すぎ37200円買い増しを6時直前37380円で利確。当日下落の61.8%戻しチョイ手前で。

ニューヨーク市場オープン直後の急落にも37055円で抵抗した。気力はだいぶ戻っているようだ。アルコールのせいかな。

『ニューヨークタイムでは37000円割れはあるまい』で、ロスカット設定もせずばったり。


以上。

まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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