先週は途中途中で、シナリオがアホやからトレードがでけへん!とぼやいていたが、1週間たった今もなお波動シナリオは確定できていないのが現状だ。相場は一応上昇方向に進んでいるというのはわかっているのだが、波動のカウンティングがはっきりしないのだ。
というわけで、いま現在思い浮かんでいる波動シナリオを期待値の高い順に列記しておこう。何かいいアイデアが浮かぶかもしれない。
①日足4波はトライアングルC波、足元の上昇はその2波動目リバウンド
②日足5波中の第2波動、足元の上昇はC波巨大型フラットの4波動目、あるいはジグザグ修正波4波動目
③日足4波はトライアングルD波、足元の上昇はその1波動目
④上昇トレンド再開、日足5波中3波あるいは5波中1波か
だが、さすがに④は省こうかと思っている。3/14の3月SQ日以降の上昇ぶりを考えた場合、あまりにもよちよち歩きで、とてもトレンド推進波というレッテルを張れるものではない。
それと、現在買われている現物株はバリュー株中心で、言葉通り売られまくった挙句に割り安になったから買われているだけ。はっきりした上昇トレンドになるには、成長株にお鉢が回ってきてからのことになるだろう。TOPIX優位の中身がこれではもろ手を挙げての追随はできそうにない。
したがって、①②③のどれかだが、これはいますぐ特定しなくてもいいのかもしれない。当分は上方向への値動きをするだろうからだ。
ただし、特定しない、できていないという場合の弊害は大きい。押し目をどこまで見ておればいいのか見当をつけにくいことだ。上方向であるから、押し目買いがトレードの中心になることはわかっているが、押し目めどがわからない。または、天井を付けた後の下落のめどもわからないということであろう。
その意味では、①②はほぼ同じだが、③なら上値もそこからの下落幅も①②とは断然違ってくる。悩むところではある。
しかし、どう考えてもどれか一つに決定することができないのであるから、今は我慢するしかなく、ダマシ騙しのトレードになるだろう。デイトレードで利確優先を第一に考えている。
【日足】
日足はこんなイメージだ。上の①シナリオに基づいた作図だ。足元の上昇のメドとしては、かつてレンジ下放れを決定化させた青色点線水準が争点となってくるだろう。38500円水準か。(筆者はもう少し上を見ているが)。そして最終的にはあのSQ日前の安値を更新するとのシナリオである。失った含み益を取り返すべく、このシナリオにかじりついていることは先週述べた。その夢が達成されるか、破れ去るかがはっきりわかるまでこのシナリオでやっていきたいと思っている。
ここでチャートの左側に描かれた緑色四角枠や枠内の赤色①②③についても説明しておかねばならないだろう。
チャートを眺めていて、あまりにも筆者の値動き予想にぴったしなのを発見したので描き入れた。
というのも、先週の週間予想記事において、「3/17からの3週間は、昨年8月の令和のブラックマンデー後の週足の縮小コピー相場になるだろう」と予想した。
その第1週である先週は、週末に垂れてしまったため大陽線にはならなかったものの(ただし変則週足はバッチシ〇)、まあまあの陽線で今週に含みを持たせた。今週はちょっと長くなった感のある上ヒゲ試し、~の高値更新を狙えるだろうと予想する。
その先週の日足の値動きが①、予想通りなら今週は②となりそうで、そんな筆者のイメージ通りの日足チャートになっていることに驚きを隠せない。まさにチャートは繰り返す、だ。
予想通りなら、今週はしっかりと陽線が連続しての上昇、来週は今週の高値を突破するほどの上昇も、週末にかけてはへたるかもという構図になっている。3陽連になるという予想は変わらない。
あとは、なぜ上昇するのかという問題だろう。そう考える理由は2つある。
【4時間足】
ひとつはこのチャートだ。上記①②③のどれであれ、この緑色ラインのような3波動構成の形での上昇が期待されるからだ。金曜日米国メジャーSQ日において、前の安値(37160円)を更新してくれたおかげで、この2波動目(↓向き)はジグザグ波動であることが分かったし、その下値メドもある程度見当がつけることができる。それだけでも米国メジャーSQ日にお任せした甲斐があったというものだ。明日からの1週間は当然3波動目の上昇になることは目に見えているだろう。水曜日の高値37875円の突破も確約されている。あとはどこまで上がってくれるかだ。
もう一つの理由はチャートからはわからない。いつものような理屈っぽい能書きになる。順を追っておしゃべりしよう。
・・・筆者の夢は先ほども言ったように、あの安値=35725円を割りこんでもらうことである。そのためにはその前にできるだけ高く上昇してもらってからの方がいいだろうことは明白だ。大下落には大上昇が不可欠なのだ。
が、今日までのところ、イマイチ市場は盛り上がっていない。安値からはすでに2000円以上も上昇したというのにもかかわらずだ。
4/2の相互関税が恐いのか、円高進行が心配なのか、それとも日本の政情不安か、あるいはこのリバウンドは25日平均線で頭打ちと考えているからか。アメリカ株があの惨状では・・・とか。
連日マスコミで、「この時期は配当・優待狙いの買いは活発だし、配当分を先回りしての先物買いも株価を下支えするはず」とのポジティブキャンペーンを繰り広げているにもかかわらずだ。
たしかに1週間前よりは心情は明るくなっているようだとは感じられる。「下落トレンドは終わったかも」と弱気派から中間派に鞍替えした人が多いようにも思える。が、まだまだ、様子見というのが本音だろうか。
では、そんな状況を脱するためには、大きな上昇がやはり必要である。大きな上昇を見せて「ここで買わないと儲けそこなってしまう」という気を起させねばならないだろう。そして実際に買わせねばならないのだ。
このことは筆者の考えたことではない。古来何度も繰り返されてきた、あいつら、悪の集団の悪だくみであることはすでにご存じだろう。そうでなければ、あんな中途半端な終わり方をするはずはない。大底にはまだ達していない。
3月配当・優待の権利取り最終日は27日(木)だ。この需要の計算できる日までにできるだけ上昇させたいのである。そして金曜日以降も数日は株価を上昇・維持させることによって、われわれに「これは単なるリバウンドではなさそうだ。ついに上昇トレンド再開だ。次の押し目でヨシ!買ってやろう」と思わせるのである。
その時には株価はすでに200日平均線も回復している、一度下放れてしまったレンジ内にも戻っている。200日平均線は抵抗線から支持線に代わっているだろう。買いをためらうことはなくなっているということである。
こういう理由で今週の株価は上昇するのである。
・・・・・・
では、明日の戦略会議にいこう。
今週は上昇に自信を持っているが、唯一下落があるとすれば明日の月曜日なのである。
この【1時間足】チャートにおける赤、青、緑の3つの値動きが想定されるのが月曜日だ。
相場はいままさに2波動目最後の押し目が作られようとしているのだが、そうではなく最深の押しは金曜日の37090円で終わっているのだよというのが赤色路線。ここから何のためらいもなく3波動目の上昇が行われるだろう。
青色ラインはここから上昇するも途中で大きく反転。37090円の安値更新を達成してからやおら3波動目の上昇を演じることになる。
逆に緑色路線では、先に下落チャネルライン近辺まで下落してからの上昇となる。この場合は前の安値37090円を割り込むかどうかはわからない。
このように3つの値動きがあって、寄付きからはすぐ手が出せず。しばらく時間様子見となるだろう。
<重要ライン>
①40975〜41310・・・日中マド1
②40225~40595・・・日中マド2
③39580~40175・・・新・天ネックゾーン
④38730~38885・・・日中マド3
⑤38605・・・日足トライアングルCー1波61.8%戻し
⑥38055・・・日足トライアングルCー1波50%戻し
⑦37875・・・日足直近高値
⑧37725・・・4時間足戻り高値
⑨37555・・・1時間足ジグザグ上昇N値
⑩37440・・・上昇転換ライン
⑪37425・・・5日線処
⑫37345・・・ナイトセッション・バリュー上限値
※37310・・・ナイトセッション終値
⑬37155・・・ナイトセッションハーフ・バリュー
⑭37125・・・ナイトセッション・バリュー下限値
⑮37110~36905・・・日中マド4
⑯37090・・・ナイト安値
⑰37055・・・直近上昇(C-2)の38.2%押し
⑱37010・・・4時間足ジグザグ下落N値&本日下落目標値
⑲36815・・・4時間足ジグザグ下落チョイ拡目標値
⑳36800・・・直近上昇(C-2)の50%押し
㊵36455~36095・・・新・4時間足底ネックゾーン
㊶35725・・・日足直近安値
㊷34700・・・デッドライン
<詳細>
下に行く確率が高い以上、寄付きから先に上昇した場合、すぐ追随しての買いは躊躇してしまうのは仕方ない。⑪あたりで勢いが止まってしまうかもしれないからだ。金曜日のように後場から下落してしまうかもしれない。
が、37400~37800円は例のもち合いレンジだ。下辺あたりでの価格推移が長ければ買ってもいい。後場からの急変だけには十分注意を向けておればいいだろう。38600円くらいまでの上昇で見切りをつけて利確するのも手だ。
歓迎はやはり先に下落してくれた場合だ、安値を更新せず⑭までで反転してしまうかもしれないが、筆者は最終的に⑮のマドウメだけはやってくれそうな気がしている。青色ラインのように上昇後に反落する場合ならなおさらだ。3波動目の上昇の前には必ずその辺りまでの下落があるはずである。拾うべし。
このようにこの2波動目の押し目は37000円割れを想定しているが(最悪36800円程度)、このリバウンド全体(トライアングルCの2波)の上値は今のところ⑤④あたりを想定している。39000円を突破してくるかもしれない。
<ポジション>
売1(37800台) 変わらず
買2(36900台、37100台) 1枚増
買玉を増やしたが、寿命はそう長くないだろう。売玉の方を残しておけばよかったか。
<前日感想戦>
9時すぐゾーン内に差し込んでから急上昇を開始。37410円で買えた。9時半チョイ前に37655円でショートをやってみる。10時半から反転するかもと期待したが、5円でリタイヤ。まだまだ上昇力に陰りはなかった。
なら、と10時10分前37630円で追加買い。これはホールド売玉のヘッジも兼ねていた。
寄り付き直後の急騰以外ははっきりしない相場となる。結局は37600円台でのもち合いに。
11時すぎ37690円で1枚利確で逃げる。後場は退屈しのぎで家事手伝いの外出。
した途端、下落しだしたようで、外出先にて買玉を37530円で切って、ド転気味の37550円でショートに切り替えたのが2時半ごろだったか。でも37400円で利確指値もしておいた。外出のままでは何かと不安だった。外出自体を悔やむ。
ナイトは5時45分ごろ37430円でショートやり直し。上がり切れずに下落したようだ。全体もち合いレンジ37400円を割るのは時間の問題と解釈した。めでたく6時すぎ37285円で利確。朝の想定ゾーン下辺あたりだ。
9時45分ごろ再度軟化。今度は37190円で買う。ニューヨークを見据えたものであった。「ロンドン時間にこれだけ下げたら、ニューヨーク開始後には上がるだろう」との予想。SQ日の時間外で下落していたら、本番では上昇?
で、バリュー下限値37180円を意識してのカイだった。が、10分後37140円で切り。軟調が続いた。
しかし、相当アルコールが入っていた。興奮が静まらない。10時半直前37150円で再チャレンジ。
しばしチャートを眺めていたが、上がる気配はなかった。だんだん焦ってくるし、自暴自棄でロスカットだけ36950円に指して寝た。持ち直しには自信があったが、これはアカン行為だ。
以上。
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